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少年連続殺人犯ロナルド・ジェフリーズの死刑執行から3カ月。ネブラスカ州の田舎町プラットシティで、行方不明だった新聞配達の少年が遺体で発見された。その残忍な手口から、FBI捜査官マギー・オデールはジェフリーズの模 倣犯を疑いつつ捜査を進めるが、怯える人々を嘲笑うかのように新たな少年が行方を絶った。“本当の悪魔は刑務所の外にいる”というジェフリーズの最期の言葉が真実なら、悪魔は今、この町のどこかだ! デビュー作とは思えぬ完成度とスピード感、世界中が大絶賛した衝撃のサスペンス・スリラー登場。【新装版】
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- 頁数
- 584頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2010年11月15日
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- 著者
- アレックス・カーヴァ
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- 訳者
- 新井ひろみ
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- 定価
- 933円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-91438-5
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- 書籍番号
- MRB-438 (初版2002年9月15日刊)
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モニター
幼い子供を持つ親を震撼させる男児連続殺人事件がテーマです。立て続けに起きる事件、主要人物にかかわる子供まで殺人鬼の毒牙にやられてしまうのかっ?! ハラハラドキドキさせられる作品です。オデールシリーズ読破してますが事件の描写の巧みさだけでなく、主要登場人物の心理描写も上手に表現する作家さんだな、と思います。なので「悪魔の眼」はテーマは重たいのですがエンタテイメント作品として気持ちが入り易い作品でした。
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モニター
デビュー作の作品とのことなのであまり期待せずによんでいたらぐいぐい引き込まれあっという間に読み終えました。サスペンスだけではなくマギーの恋(?)がどうなるのかも最後まで気になった作品です。
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モニター
久しぶりに、先が気になって仕方のない作品に出会えました。最初はページ数の多さにひるみましたが、気がつくとページを捲る指が止まらなくなっていました。シリーズ物らしい、余韻を持たせる終わり方が、憎らしいです。今後のマギーがとても気になります。シリーズに、はまってしまいました。読後に満足感を得られる素敵な作品でした。
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モニター
残虐な事件発生によって共同捜査することになった保安官ヒーローとFBI捜査官ヒロイン。その他登場人物の人間模様も物語にスピード感を与え、どんどん引き込まれていきました。子どもが犠牲となる猟奇殺人事件の話なので、何度もゾッとしました。描写がリアルで読むのが辛いと思う場面もありますが、ラストまで一気読みになりました。本格的なサイコ・サスペンスを求めている方には、お薦めの一冊だと思います。
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モニター
とにかくすごいスピード感です。内容も充実していて読み応えがすごくあります。ロマンスというよりは、本当にサイコスリラーです。FBIプロファイラーのマギーオデール捜査官と地元保安官ニックのコンビも好きです。そして、これがデビュー作だとは思えません。
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モニター
本当におもしろいです。これより後のシリーズの本を読んで「おもしろい!」と一気に既刊の本をすべて読みました。特にこの「悪魔の眼」は始まりであり、シリーズの魅力がたっぷりと楽しめます。その後のシリーズもこの本を読んでいると登場人物等々より楽しめると思います。ロマンスの要素は少し低いですが、本当に1度読んでもらいたい本です。(そして、1度読むとその後のシリーズも一気読み間違いなし! にはまるはずです。)
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モニター
女性捜査官の活躍する話は大好きなのですが…久々の大ヒットです! ドンドン先へと読み進みたくて寝る間も惜しんで一気に読んでしまいました。マギーがかっこいいですね。強くて…でも弱い面もあって…でもそれもまた魅力で~ニックとの恋物語もいいです! シリーズの続きが早く読みたいです。
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モニター
これが処女作とは思えない、ぐっと内容の詰まった物語でした。アレックス・カーヴァの本には沢山の登場人物が各巻出てくるので始めは人物紹介を見直すことが多々あるのですが、それぞれが思いのまま動いても読みやすい表現や書き方がされてあって、感情が入りやすいです。話を読み進めていくなかで一筋縄ではいかないストーリーにも、続きの物語を読みたくなる余韻がとても好きです。スリラー/サスペンスが苦手な方でも読めるのではないかと思います。
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モニター
FBI捜査官 マギー・オデールシリーズの第1作目です。海外ドラマのサスペンス物が好きな人には、たまらない作品だと思います。ただ難点をいえば、ロマンス物を期待して読むとがっかりするかもしれません。又、過去に何かがあった事を思わせる描写があり、読み切りとしても楽しめますが、ラストの展開を読むと2作目も気になります。
ネブラスカ州の小さな町で育つ。広告とマーケティングを専攻し、約20年間デザイン、広告、PRのプロとして活躍した。2000年に『悪魔の眼』を書き上げ作家デビュー。処女作にしていきなりNYタイムズ・ベストセラーリストに登場し、FBI特別捜査官マギー・オデールを主人公とするシリーズで人気を確立。現在、著作は24カ国で翻訳されている。