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FBIに1通の犯行声明文が届いた。手紙は大胆にも差し入れのドーナツの箱に忍ばされ、今日午前10時に大惨事が起きると予告している。捜査官マギーは爆発物処理班を率いて記された住所へ向かった。だがありふれた郊外の住宅には幼い少女がいるだけで、不審物は見当たらない。予告時間が迫るなか、少女の母親が病床に伏していると聞き、容態をみるために奥の寝室の扉を開けると、そこには信じられない惨状が広がっていた。そのときマギーは気づいた。犯人の巧妙な罠に。そして今、この場にいる全員の命が脅かされていることに。
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- 頁数
- 424頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2009年10月15日
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- 著者
- アレックス・カーヴァ
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- 訳者
- 新井ひろみ
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- 定価
- 880円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-91381-4
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- 書籍番号
- MRB-381
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モニター
マギー・オデールシリーズの最新刊! といって、実は初めて読みました^^; が、「どうして今まで知らなかったの!?」と思うくらい、おもしろく一気に読みました。
登場人物も皆魅力的で、複数の視点で同時進行に進む展開はサスペンス映画そのもの。映画化してもおかしくはないし、サスペンス映画が好きな方はもちろん満足できると思います。(ロマンスを求める方にはちょっと…;)
今回初めて読む方も全然大丈夫と思いますが、私自身はあらためて前作までを読んでみたいと思いました。そして、もちろん次回作が出たら買い!です(笑) -
モニター
実はこの本を読んでから、シリーズの既刊本を買いに行きました!いつも好きな作家の本は買っているのですが、今回初めてモニターとしてカーヴァ作品と出会うことができてとてもラッキーでした。まさにページを繰る手を止められない本です。よく訳者の方がタイトルのつけ方で悩むとおっしゃっていますが、読んでみてなるほどぴったりだなと思いました。今後のマギーのロマンスにも期待しつつ、私のお気に入りの1冊になりました。
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モニター
シリーズ物な上、バイオテロということで、私にモニターが務まるかしら?と心配でしたが、全くの杞憂でした!読み始めたら、とんでもなく面白くて、一気に読んでしまいました! 1~5巻までの知識がなくても問題なく読み切る事が出来ます。訳を手掛けられた新井ひろみさんの文章がお上手で、それもまたスムーズに楽しく読めた理由の1つだったと思います。本格的サスペンスを楽しみたい方、必見です! 私はハマりました!
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モニター
MIRA文庫、アレックス・カーヴァ、FBI 特別捜査官マギー・オデール シリーズ、全てにおいて初めて出会う本でした。普段ハーレクイン・シリーズを読んでいるのですが、スリラー/サスペンスもロマンスとはまた違って新鮮で面白かったです。ただ登場人物がもの凄く多いので何度も人物紹介まで頁を戻る事がありましたが、読んでいるうちにハラハラとし、ぐっと物語に引き込まれていきます。気が早いですが次巻が出るのが待ち遠しい!
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モニター
最初手に取ったとき、前作に比べてちょっと薄いなと感じた。人気シリーズの新作で、非常に楽しみに読み始めた。中盤からグイグイ引き込まれていっきに読んでしまった。
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モニター
待ってました、3年ぶりのマギー・シリーズ。マギーはFBIのプロファイラーだけど、現場捜査官(フィールド・エージェント)と同じくらい、いろんなところを駆け回り、いろんな危険に遭遇します。ニックとの仲が進展しないのでイライラするけど、丁寧な描写、読者を裏切らないストーリー展開、またここ最近からの特徴で、1つのチャプターが短く、めまぐるしく場面が変わるので、ドキドキ、ハラハラし通しです。ラストの10ページ、「嘘でしょ!?」という、まさかの展開。年に1回発行されれば御の字なのに、すでに続きが気になって仕方がありません。
シリーズ物は、だんだんとパワーダウンするものだけど、このシリーズはどんどんパワーアップするので、大好きです。今回の話は、時代にマッチしているので、読みやすいと思います。 -
内容はもちろん面白いですが、表紙が素敵なのですぐアレックス・カーヴァの本だとわかりやすいです。続編の発売間隔が長いのが残念です(待ちきれません)
ネブラスカ州の小さな町で育つ。広告とマーケティングを専攻し、約20年間デザイン、広告、PRのプロとして活躍した。2000年に『悪魔の眼』を書き上げ作家デビュー。処女作にしていきなりNYタイムズ・ベストセラーリストに登場し、以後、FBI捜査官マギー・オデール シリーズの作品はすべてランクインするという快進撃を続けている。