ハーレクイン・シリーズ
冬の二重奏
彼の顔からいつまでも消えない寂しげな表情。私の愛でその孤独をぬぐい去れないだろうか?
休暇明けで病院に久々に出勤した小児科の研修医カトリーナは、新しく赴任してきた顧問医リースと初めて顔を合わせた。リースはとても優秀で患者思いの医師だが、なんとなく彼女に対してよそよそしい。けれどもカトリーナにとっては、そのほうが都合がよかった。彼女は前の病院で知り合った同僚とひどい別れ方をした。あげくの果てに職場を追われた苦い経験があったので、仕事仲間は恋愛の対象外と決めているのだ。だから、リースの笑顔がすてきなことは思い出すまいとした。握手をしたときに、電流のような衝撃を覚えたことも。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2010年01月20日
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- 著者
- ケイト・ハーディ
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-12455-5
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- 書籍番号
- R-2455
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イギリスの作家。六歳の誕生日に両親からもらったタイプライターで初めての小説を書き上げた。大人になってからは健康関連の広報として働きながらロマンスの小編を執筆していたが、夫にアドバイスされ、経験を生かしたメディカルロマンスを書き始めた。現在はイングランド東部に夫と子供二人、愛犬二匹とともに、たくさんの本に囲まれて暮らしている。