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“当方、良識ある資産家の紳士。手紙の交換を通じてのち結婚を希望”──最近婚約した親友のように自分もすてきな恋がしたいと、令嬢ダフニはその花嫁募集の広告に思い切って手紙を出した。謎の男性は紳士的でユーモアがあり、一カ月ほど文通を続けるうちに、ダフニはまだ見ぬ彼にどんどん惹かれていく。そしてついに舞踏会の夜に会う約束を交わし、迎えた当日。近づいてきたのは誰もが振り返るほど見目麗しい紳士だった。この人が手紙の主だわ……そう確信したのも束の間、彼の名前を知るや、胸高鳴らせていたダフニは凍りついた。
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- 頁数
- 496頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年05月15日
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- 著者
- エリザベス・ボイル
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- 訳者
- 楡木菜々
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- 定価
- 998円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2016年05月03日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91671-6
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- 書籍番号
- MRB-671
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- ミニ
シリーズ - Rhymes With Love
- ミニ
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cat mom
本当に面白かったです。意思の強いヒロインですが、頑ななわけではない。ヒーローも頑固だけれど可愛げがある。声を出して笑い、まったく退屈することなく読み終えました。前作を読んでなかったので、デール家とセルダン家の確執がいまいち分からず残念でした。これから読みます。今月一押しです!
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モニター
文通相手とヒーローの甥の婚約パーティで出会っていたのにその事を知らず、宿敵の家の者同士だと分かり反感を持つが、その後もお互いに気になって仕方ない。やがて文通の相手だったことにそれぞれ気づくが、どちらも自分が知ったことを告げられないのがじれったく感じました。ヒロインいわく登場する男性がイケメンだらけでヘンとハリーともども今後の展開が気になります。続編が読みたい!
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モニター
文通から恋が生まれる。ロマンスの王道の一つです。問題はヒーローとヒロインの一族が、300年以上にわたり敵対しあっていること。まさにロミオとジュリエットです。そこで「彼・彼女が理想の恋人である文通相手ではない!」という現実逃避、いや自己欺瞞に陥り、お互い惹かれあっていることを否定し続けることに。こんなことあり得ないでしょ、とは思うものの、先が気になり読み終えてしまいました。15年後のオチがいい味出してます。
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モニター
待ってました! エリザベス・ボイルのシリーズ二話目です。冒頭からクスッと笑えて、前作の登場人物たちのあれこれも楽しみながらの一気読みでした。「ロミオとジュリエット」がモチーフとありますが、「あしながおじさん」的な手紙設定も面白かった。三作目は満を持してのあの二人のお話ということで、今からワクワクが止まりません!
世界中の読者から愛され、彼女の作品はページターナーと呼ばれている。1996年に作家デビューして以来、NYタイムズ紙やUSAトゥデイのベストセラーリストを飾るようになり、またRITA賞やロマンティック・タイムズ紙での受賞歴も。夫とふたりの息子とともにシアトルで暮らす。