mirabooks
ある日、腕ききシェフのペニーのもとに、3年前に別れた夫キャルから突然連絡がきた。彼はシアトルの外食業界を牛耳る富豪一族ブキャナン家の長男で、一族が有する老舗レストランを再生させるために、ペニーに力を貸してほしいという。顔を合わせるのは離婚して以来初めてだが、キャルは昔とまったく変わらず、ハンサムで堂々として憎めない。いまなお別れたときの心の傷はうずくものの、ペニーは“シアトル一のレストランを開く”という自身の夢のためでもあると了承した。ただし、キャルにはまだ言えないある事情を抱えたまま。
-
- 頁数
- 496頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2015年12月15日
-
- 著者
- スーザン・マレリー
-
- 訳者
- 高田恵子
-
- 定価
- 937円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送
予定日 - 2015年12月04日(予定)
- 発送
-
- ISBN
- 978-4-596-91655-6
-
- 書籍番号
- MRB-655 (初版PS-44)
-
モニター
ペニーの作る料理は美味しそうで、味わいたくなります。お腹が空いて読むと危険かも? 脇を固めるナオミ、ブキャナン兄妹は素敵ですが、一癖二癖ありますね、読んで確かめて下さい。いじわる婆さんも出てきます。私は二男リードが好き〜。何か深いところを感じます。食欲を刺激し、恋愛の過程にハラハラさせられ、次から次に色々事実が出て一気に読み続けてしまいました。兄妹、ナオミのその後を知りたいです。
-
モニター
人生にはいくつもの分岐点があり、一番よいと思った道を選ぶ。しかし、それが最悪の選択になることもある。ヒーロー、ヒロインの選択は、結果的にはお互いを傷つけてしまう。しかし、兄弟や友人の力を借りて最良の道を探していく過程はすばらしい。最良の道探しの方法は、自分の人生にも応用できると思う。
-
モニター
魅力的だけど完全無欠ではなく欠点も失敗もある二人が、壁にぶつかりながらひとつひとつ乗り越えていく過程で、せつなくて胸がきゅんとしたり、本気で腹が立ったり、友情にほっこりしたり。兄弟愛っていいなって思ったり、ヒロインの感情にどっぷりつかりながら最後まで一気に読みました。シリーズの続きもかなり気になります!
-
モニター
お互い傷つき別れた二人がまた再びめぐり合うなんて素敵!! 別れた時間の間ヒロインは強くたくましくそしてとっても魅力的に成長していて、同じ女性として憧れます。ヒロインが成長し、たくましく変わったのにヒーローの時は止まっていたかのように何も変わってなくてヒロインの魅力に惹かれっぱなし・・時間が解決してくれる事もあるのよね~なんて思いながら楽しめました。
-
モニター
瀧川イヴ先生のコミックス版の方は目を通していたのですが、原作は未読でした。今回読むことが出来て良かったです。この作家さんの書かれる女性像は、いつも惚れ惚れするほどバイタリティーに溢れていて同じ女性として素敵だなと憧れますね。同時にお話全てに共通して信頼関係や家族関係、夫婦としてやっていくには何が大切なのか、という面も丁寧に描かれているような気がします。あれこれと考えさせられるお話ですね。
USAトゥデイ紙や大型書店などのベストセラーリストの常連である人気作家。ユーモアがありながら情感に満ちた作品をこれまで100冊以上執筆しているが、それでも物語のアイデアが尽きることはないと言う。アメリカ北西部在住。