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地味な装いに身を包み、司法長官の事務所で働くジョセットは、上司に命じられて殺人事件の捜査に協力することになった。担当捜査官はマーク・ブラナン──2度にわたって彼女を地獄に突き落とした男だ。15歳のとき、パーティで少年に襲われた彼女は裁判を起こしたが、当時警察官だったマークの証言によって少年は無罪となり、彼女は嘘つきという汚名を着せられた。そのうえ2年前に再会したとき、彼はジョセットの恋心を踏みにじったのだ。今も彼の目に浮かぶ蔑みに傷つきながら、ジョセットは彼に心を許すまいと決意した。
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- 頁数
- 416頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年11月15日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 霜月桂
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- 定価
- 876円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2015年11月05日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91651-8
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- 書籍番号
- MRB-651 (初版PS-25)
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村崎 巴
ヒーローに傷つけられ、信用も両親の生活も台無しにされながら、仕事に没頭することで過去を忘れようとしているヒロインが、痛々しくも健気です。ハッピーエンドへの道のりが長く、二人の距離が縮まりそうになると、また緊張感が走る…。その繰り返しがスリリングで、一気に読んでしまいました。寝不足覚悟でお楽しみください!!
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こにこ
大好きなダイアナ・パーマーの作品! ヒロインのジョセットは若い頃に汚名を着せられ、愛する人に恋心や人格までも踏みにじられるという苛酷な人生を送ってきたのにもかかわらず、強さとユーモアで懸命に自分の人生を切り開いていた。そんなヒロインとテキサスレンジャーズのヒーローの再会、新たに始まる言葉のやり取りにユーモアを感じつつ、ニヤニヤしながら楽しく読むことができました。
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りゅうりゅう
イケメンのレンジャーと仕事のデキる女性とのラブロマンス♪ ラブとサスペンスが同時進行でドキドキ♪ ハートは接近したり、離れたりしながらも、常に仕事はしっかりこなす2人! 最初の段階で黒幕は誰かなとか、事件の真相の大体がイメージできてしまうけれど、最後の盛り上がりのところは、緊迫感があってさらにドキドキもクライマックスでした♪ ホリマンおじいちゃん、最後は素敵なキャラだった♪ イケメンレンジャー様はお料理が得意な様子、特にブロッコリーのクレープ、私も大好きなメニューなので食べてみたい♪ 物語のキーワードになった、フランスの高級ミントキャンディも♪
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ちゅうじま
初めてのMIRA文庫でした。いつもはロマンスとベティ・ニールズさんの作品しか読まないのですが、ダイアナ・パーマーさんのドキドキ感、ハラハラ感が好きになりました。実際に自分がヒロインになったように、自分を信じてくれないヒーローに憤りを感じました。どんどん先を知りたくなり、400頁を越えた作品なのですが2日で読んでしまいました。自分で推理しながら読破するまでが面白かったです。
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eirian
ヒロインのジョセットは、愛する人を助けるためには、銃に立ち向かう勇気のある人物です。ここでは、自分を傷つけたかつての恋人を憎みきれない彼女の心の葛藤が丁寧に描かれています。そのため読者として共感し、マークが彼女に対する贖罪の意味で仕事を辞めたと知り、私も彼が許せるようになりました。また、〈テキサスの恋〉シリーズに出てきたユニークな人たちがチョコチョコ出てくるので、そのたびに彼らが出てきた物語も一緒に思い出して記憶の扉を開けながら読むのも楽しみのひとつです。
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ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
「ヒーローのばかばかばかばか!」と毎回思いつつ読まされてしまうパーマー作品ですが、この作品でも勝手に勘違いして、偏見でヒロインを判断し、強引に物事を進めていく傲慢ヒーローがいます。(他の作品で顔出ししているときは普通に素敵な人なのに・・・)でもシリーズ作品全体に感じられる古きよき人々の規範のようなものが読んでいて心地よく、昔からの人間関係があり、収まるべきところにおさまるお約束の展開が好きです。これからもパーマー作品の翻訳を楽しみにしています。(東京都・主婦・flamekissflower)
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ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
”心の中のもう一つのホームタウン”
”テキサスのジェイコブズビルのストーリーテラー、ダイアナ”
ダイアナ・パーマーのテキサスの恋のみんなにも会えてうれしいです。ちょっと意地っぱりで素直にあやまれないヒーローと自立した素敵な女性のスリルいっぱいのロマンス!! 大好きです!! -
ベストロマンス大賞2015年下半期 読者の声
世の中の厳しさにもまけず2人の道を 切り開き愛を勝ち取った2人に感動。あなたに愛を届けます。
ロマンス小説の世界で、絶大な人気を誇る作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を送ったことが、現在の精力的な執筆活動につながっているという。米ジョージア州在住で、大の親日家。