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「求婚者が自分を本当に愛しているのか、持参金目的なのか、どうしたらわかるの?」──社交界にデビューしたばかりの令嬢グレースは、ある日の真夜中、不安を抱えてラヴィングドン公爵を訪ねた。幼いころにいじめっ子から助けられて以来、9歳年上のラヴィングドンはいつも彼女の救いの騎士だ。だが、2年前に最愛の妻子を亡くした彼は世捨て人のように荒んだ生活を送り、最近は会うこともなくなっていた。グレースはすっかり陰りを帯びた彼に驚きつつ、助けを求めた。彼女には、愛のある結婚をしなければならない理由があって……。
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- 頁数
- 400頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年11月15日
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- 著者
- ロレイン・ヒース
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- 訳者
- 琴葉かいら
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- 定価
- 957円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2015年11月05日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91650-1
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- 書籍番号
- MRB-650
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- ミニ
シリーズ - セント・ジェームズのスキャンダラスな紳士たち
- ミニ
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モニター
「二度と恋に落ちたりしない」と決意している放蕩者のヒーローが、誘惑しているつもりのない無垢なヒロインに翻弄されていて、とても楽しく読めました。初恋の人を、閉じこもった殻からひっぱりだそうと果敢に奮闘するヒロインは、とても微笑ましかったです。
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cat mom
ロレイン・ヒース、大好きな作家です。本作は愛の喪失と再生を描いた作品です。ヒロインの一途な愛を受け入れないながら、嫉妬心と保護欲丸出しで求婚者を追い払う公爵様。王道作品ながらさすがヒース! 心理描写が巧みでどんどん引き込まれていきます。ヒロイン、ヒーローの父母の物語もあるようですので、是非出版をお願いいたします。又、最後に他シリーズの魅力的な脇役<レオ>の名前に会えたのが嬉しかったです。おすすめの1冊です。
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夕鶴
19歳のヒロインであるグレースと公爵のラヴィングドンの心の動きがとても丁寧に描かれていて、感情移入しながら読む事が出来ました。退廃的な暮らしを送っていたラヴィングドンのグレースへの気持ちが徐々に変化していく様や、二人の関係が変わっていくところが生き生きと描写されていて、恋の熱気が伝わってくるストーリーだと思います。人物像がとても魅力的で、ついついあと少しとページを捲って読んでしまう1冊でした。
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モニター
今までにないヒロインでした。最後まで彼女の言動が予測がつかなくて一気読み。とっても魅力的で愛さずにはいられませんでした。他のキャラの話も読みたいです。
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モニター
ヒロインは公爵令嬢、ヒーローも公爵ということで、身分の差を乗り越えて…という展開はなし。妻を亡くして以来、傷ついた心を抱え放蕩者として過ごしている彼に、年下ヒロインの純粋で率直な愛情が再び愛する心を目覚めさせる…というよくある話かと思ったのですが、ちょっと違います! ヒロインが愛を求める理由がわかったとき、女性として、その気持ちに強く共感できました。
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映画館
ヒストリカルとしてお勧めの一冊です。何故ヒロインが執拗に本当に自分を愛している人を求めているか…納得しました。後半になればなるほど引き込まれるお話。他のキャラも良い味出してます。ぜひ、他のキャラの物語りを…特にドレークの恋物語を読んでみたいですね。
USAトゥデイやNYタイムズのベストセラーリスト入りを果たす人気作家。これまでに60作以上の作品を上梓し、いきいきとした人物描写が評価を得ている。大人向けのヒストリカル・ロマンスやコンテンポラリー・ロマンスに加え別名義でティーン向けの作品も執筆し、幅広い支持を集める。