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2年前に父親を亡くしたタビサは、叔父夫婦に引き取られて以来、毎日使用人のように働かされている。そんなある日、タビサは罪深いほど美しい紳士プレストンに村で偶然出会った。よもや公爵とは知らず、タビサは彼に目を奪われる。でもわたしには恋も結婚も無縁のこと──。自分の思いを抑えつけたとき、さらなる不幸がタビサを襲う。叔父に意に染まぬ結婚を命じられたのだ。婚約者と会うため、憂鬱な気持ちでロンドンに向かう道中、タビサはプレストンと運命的な再会を果たす。驚くタビサに、彼はからかうような笑みを浮かべ……。
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- 頁数
- 512頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年09月15日
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- 著者
- エリザベス・ボイル
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- 訳者
- 富永佐知子
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- 定価
- 998円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2015年09月04日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91644-0
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- 書籍番号
- MRB-644
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- ミニ
シリーズ - Rhymes With Love
- ミニ
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hm
さすがのエリザベス・ボイル! ただのシンデレラストーリーかと読みはじめてみたら、出てくる登場人物が一筋縄ではいかないキャラばかり。思いがけないストーリーでした。傲慢なだけのヒーローと可哀想なだけのヒロインではなくて、意外性のある主人公たち。読んでいて「本当にリージェンシー?」と思うストーリー。特にヒロインのペットがいい味出してます。ぜひサブキャラで第二弾を楽しみにしてます。
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モニター
タビサは、生まれそだった所から離れたくないために叔父、叔母からお手伝いさん代わりにこき使われて可哀想と最初は思いましたが、プレストン公爵などに出会い話がだんだん面白くなってきました。プレストン公爵がタビサの行く先々に出没するのが面白かったです。タビサが許婚と結婚させられそうになった時に邪魔したり、プレストン公爵はタビサの事を愛してるのが良くわかります。最後はハッピーエンドなのでよかったです。
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モニター
ヒーローが放蕩者だけど、不良少年っぽくて憎めません。そしてヒロインがもっと魅力的で、逆境に負けず明るく、ヒーローから助けられるのを待てずに、自ら機転を利かせて2度も切り抜けるところが爽快で、王子様の助けを待つプリンセスの王道ストーリーから外れていて面白いです。そして、ヒロインがいけないと思いながらもヒーローに惹かれていく様が、丁寧に書かれていて共感できます。
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K
タビサは逆境にも関わらず友人の心配をよそに明るく日々を過ごしているのが好感が持てました。ヒーローのプレストンは、なかなかタビサが好きなことを認めないのでやきもきしますが、タビサの環境には憤りを覚えていて、ちょくちょくタビサの力になろうとするものの、タビサが自分で解決したりするところがただのシンデレラストーリーと違って面白いです。ヒロインのタビサの境遇がとてもかわいそうで、ラストに向かってタビサが幸せになるまでがとても盛り上がるので楽しく読めました。
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ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10】
“貴族の純愛”
公爵とシンデレラの関係の深さにとても感動する一冊(埼玉県・専業主婦・S.E) -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“女子の愛されたいという欲求が満たされる。”
女子なら憧れるシンデレラ。素敵な愛に囲まれて幸せな気持ちになれます。(千葉県・会社員・あすか) -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
不幸なヒロインがただヒーローの助けを待つだけでなく、自分で解決していくのが、とても良かった。(埼玉県・主婦・たるたる)
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ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“紆余曲折がたまらなくドキドキ”
普通のシンデレラストーリーと一味違って、ヒロインの生き方が不幸のオンパレードにもかかわらず前向きで魅力的です。ヒーローもヒロインを包み込むような優しさで、読んでてキュンキュンしました。あっというまに読み切って読後も幸せな気分になりました。(奈良県・パート・みちゃ) -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10】
“ハラハラドキドキのひと癖あるロマンス”
ヒロインの境遇が二転三転。ヒーローも巻き込まれ、あたふた。ぐんぐん引き込まれます。 -
ベストロマンス大賞2015年下半期TOP10
“恋の駆け引きはお任せ”
ヒロインの境遇が特殊でヒーローとの出会いが斬新。ハラハラドキドキの展開がジェットコースターの様に展開し、内容はお決まりのリージェンシーなのですがお互いの人間味がいっぱい出ていて飽きさせない。(宮城県・専業主婦・アサクラヨシコ)
デビュー作で栄えあるRITA賞のベスト・ファースト・ブック賞に輝く。以来20作以上を上梓し、その多くがベストセラーリスト入りを果たしている。夫とふたりの息子ととともにシアトルで暮らす。