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雪のように白い肌、瑞々しい唇──その美しさを継母である妃に妬まれ、城を追われた白雪姫。森で心優しい7人のこびとたちに出会い、彼らと一緒に暮らすことになるが、“自分を愛してくれる王子にはもう出会えない”と思うと悲しくてたまらない。ある夜、一人泣いている白雪姫に気づいたこびとたちは囁いた。「白雪姫、ぼくたちに任せて」そして白い柔肌に14本の手がいっせいに伸び……。こびとたちと白雪姫のめくるめく物語『白雪姫』、野獣との刺激的な愛の形『美女と野獣』他、子供には語れないもうひとつの有名童話13篇。
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- 頁数
- 352頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2015年07月15日
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- 著者
- ナンシー・マドア
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- 訳者
- 立石ゆかり 他
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- 定価
- 876円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2015年07月03日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91638-9
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- 書籍番号
- MRB-638
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チップ
童話をここまで見事に、エロティックに描写した作品は初めてで、衝撃を受けました! キュンとくる話から共感できる話まで、おおいに楽しませてもらいました。「美女と野獣」は言うに及ばず「猫とネズミ」「奧さまキツネの嫁入り」「白雪姫と7人のこびと」が個人的に印象深く好きな作品です。キュンとしたくて、エロティックな気分になりたい方にはぜひ読んで頂きたいと思います‼
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モニター
ひとつひとつの話がとても短いので、すぐ読めます。「エロティカ」がテーマなので、好き嫌いは分かれそうですね。時間や気持ちに余裕がないけど、刺激的な話が読みたい時におすすめです。ただ、「大人のためのエロティック童話」からのイメージよりも大味で、繊細さに欠ける感じ。エロよりもエスプリを楽しむのがいいようです。
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モニター
このシリーズは初めて読みました。私が今まで読んでたHQに比べたら、かなり官能的でした。「大人のための…」って書いてますしね。1冊で数種類の話が読めるの嬉しいですが、基本的な話は知ってる物語なので、もう少し長編で読みたかったな…とも思いました。でも、これはこれで十分楽しめると私は思います。
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モニター
かなり露骨な表現があったりしてビックリしました。ハーレクイン初めての方には刺激的すぎるかなと思いました。刺激を求めてる方はぜひお試しください。
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takkatakka
元になる原作を知らないとピンと来ないので原作の童話を読み直しました。短編集なのでちょっと物足りないかも?
グリム童話や古くから伝わるおとぎばなしをエロティックにアレンジした本作で2006年にデビューした。“女性の官能”を常に心に留めながら、描くヒロインたちが月並みな女性像にならないよう気をつけているという。アメリカ、マサチューセッツ州で靴屋の女主人として経営者の顔も持つ、マルチタレントな作家。