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不器量で、おまけに貧しいシャーロットは結婚を望むべくもなく、華やかないとこの付き添い役をしている。ある日のこと、ハウスパーティに同行した彼女は暗い庭で道に迷い、見知らぬ貴族に襲われかけてしまう。怯える彼女を助けてくれたのはローハン子爵。賞讃されることに慣れきった、美しくも悪名高い子爵は、シャーロットがいつも舞踏室の片隅から憧れていた相手だ。一度だけワルツを踊ったものの、名前も覚えてもらえなかったけれど……。すると子爵は何を思ったのか魅惑的な笑みを浮かべ、彼女を連れ去って部屋に閉じこめた。
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- 頁数
- 432頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年10月15日
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- 著者
- アン・スチュアート
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- 訳者
- 山本やよい
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- 定価
- 988円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2014年10月07日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91610-5
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- 書籍番号
- MRB-610
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- ミニ
シリーズ - 愛と享楽のローハン子爵家
- ミニ
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モニター
無垢で知的なヒロインが、魅力的な遊び馴れたヒーローによって女性として開花していく様が、丁寧に描写されています。とても官能的で、ドキドキしました。
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モニター
シリーズ2作目ですが、前作を読んでいなくても楽しめました。突拍子もない設定にもかかわらず、ヒロインとヒーローが恋に落ちていく様子が自然に理解できたのは作者の力量でしょうか。登場人物の会話がおもしろい! ヒロインがメイドから習う悪態やヒーローからの求婚を断るセリフは、痛快でシビれました! 脇役も魅力的で、もっと長いページで楽しみたい感じがしました。前作も読もうと思います。
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モニター
シリーズ1弾目は未読ですが、単発でも充分に楽しめます。時代背景を考えると、かなりハキハキした性格のヒロインで、思った事をズバリ口にするタイプ。でも憧れのヒーローの前では、素直になれない時もあります。ヒーローはいわゆる「プレイボーイタイプ」ですが、今までとは違うタイプの「地味ヒロイン」に、「愛はない」と自分の気持ちに抵抗しつつも、グイグイとハマって独占欲丸出しな様子はなかなかの見物。テンポ良く読めました。
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モニター
ヒストリカルには珍しい、フランス革命後の時代設定です。美貌も地位も財産も兼ね備えた貴族ヒーローと、貧しく器量も悪いヒロインのお話です。ヒロインは自分などは相手にされないと思い込んでいて、いろいろなことに憶病なのですが、ヒーローはそんなヒロインにどんどんはまっていきます。前作も読んでいたので、人間関係などもすんなり理解できました。前作同様、二組の恋物語が同時進行で、最後にはちょっとしたサプライズもあり…。まだの方は、前作も併せて読まれることをお勧めします。
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モニター
シリーズものの第2弾。話しについていけるかどうか心配でしたが、ストーリーもテンポがあって、何よりヒロインのツンデレな上に卑屈な態度に突っ込みどころ満載で面白かったです。ヒロインの周りを取り巻く人達の恋愛事情も絡んで最後まで楽しく読めました。前のシリーズを読んだ方はもちろん、初めての方でも楽しめる作品です。
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モニター
地味で存在感の薄いシャーロットが、まさかのモテ男ローハン子爵と過ごす数日は、こちらもドキドキしっぱなしです。秋の夜長、一人でひっそりと読むことをお勧めします(笑)。彼らのロマンスを壊そうとたくらむ邪悪な人物や、シャーロットの友人の恋愛模様など、目を離せないエピソードがちょこちょこ盛り込まれ、ヒストリカルは苦手だったのですがとても楽しめました~。
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モニター
前作のヒーローの息子が主人公と言う事でどんな感じかなと読み進めてみましたが親子ともどもまったく一緒だなと思いました。女性の好みも考え方も何もかも似ていました。気が強い女性がこの一族は好きみたいですね。ヒロインの女友達のサイドストーリーがあるのですが中々壮絶な過去を持っています。お相手の男性も色々ある人で面白かったです。ヒーロー、ヒロイン共に少し子供っぽいかなと思いました。70歳になる父親の方が存在感があったような・・子沢山で兄弟が沢山いるみたいなので3作目、4作目と続いていってくれたら嬉しいですね。
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モニター
本の帯に「エロティック・コンテンツ」とありましたが、すぐに納得でした。恋愛初心者が開花していく様にドキドキしながら引き込まれ、長編にもかかわらず一気に読めました。シリーズ1作目も読みたくなりました。
数々の受賞歴を誇る全米ベストセラー作家。少女のころから文章を書くのが好きで、25歳のときに初めて小説を出版。以後、幅広いジャンルで旺盛な執筆活動を続ける。官能的なタッチとスリリングな展開が世界中で人気を博し、“ロマンス・フィクションの旗手”との呼び声も高い。