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恋に縁遠く、漠然と毎日を過ごす26歳のマギー。気分転換にと旅行に訪れたロンドンで、ある霧の夜、彼女はアンティーク風の不思議な馬車に行きあった。観光客向けのサービスだろうと、御者席の小柄な老紳士に誘われるがまま馬車に乗りこんだマギーだが、途中で衝撃に襲われ意識を失ってしまう。そして目覚めたとき、世界は様変わりしていた。豪奢な屋敷の中、妙なドレスを着せられていたのだ。現れたのは第7代リッジフィールド伯爵と名乗る、ハンサムだが厳めしい男性。混乱するマギーに彼は、ここは1818年英国だと告げ……。
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- 頁数
- 464頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年07月15日
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- 訳者
- 琴葉かいら
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- 定価
- 988円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2014年07月04日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91601-3
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- 書籍番号
- MRB-601
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モニター
とてもよかったです! 初めてヒストリカルを読んだのですが、はまってしまいそうです。伯爵とその可愛い妹の温かい気持ちと、ヒロインの揺れ動く気持ちに何度も泣かされました。1818年英国の煌びやかな雰囲気もロマンティックに華を添え一気に物語に引き込まれました。ラストのシーンも涙無では読めません。おすすめです!
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モニター
原題は「YESTERDAY AND FOREVER」、帯には「エロティック・コンテンツ」(ヒストリカルだし、そこまででもないかな)、訳者あとがきには「タイムトラベル・ロマンス」とあります。一体どんな物語が待っているのか、期待が膨らみました。苦悶あり、反抗心あり、笑いあり、燃え上がる愛あり、切ない決心あり・・・。そして、エピローグでは大感動! 読み終えた後もあれこれ想像のとまらない稀有な作品で楽しめました。
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モニター
ヒロインは観光に訪れたロンドンからひょんなことで時を遡ってしまい、そこで出会ったヒーローと恋に落ちます。その時代ゆえの堅苦しさと愛情にあふれたヒーローと自分の置かれた環境に果敢にも挑んでいくヒロイン。二人を阻むのは時代の壁と必ずやってくる別れ。特に後半部分はハラハラしながらあっという間に読み終えました。ヒーローの妹がいい味を出しています。ラストは久々に本を読んで泣けました。よかったです。
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モニター
ロマンティックなタイムトラベルです。心構えがないまま177年前にタイムトリップしたマギー。持ち物から謎解きをするアダムと妹のリディアのカルチャーショックは面白いです。マギーは大変! 電気がない、電話もない、トイレは? よく順応できたと思ってしまいます。マギーはすごく前向きなヒロイン。アダムと恋に落ちたあと別れを受け入れているマギーはかっこいい。戻らないと時の均衡が崩れることをおぼろげながらも推理し、認識しています。未来を知っていることは大きな利益を生むのに、利用しない知性と強い心。姉との絆が胸をうちました。
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モニター
私にとっては初めてとなるタイムスリップものでした。読み終える直前までハーレクインには珍しく、愛するもの同士が離ればなれになってしまうのかなとハラハラしてしまいましたが、最後は胸にじんわりと響いてくる読了感を味わうことができました。沢山の壁にぶつかり、愛故にお互いが傷ついてしまうような切ないお話はとっても好みなので、今回この本に出会えて良かったです。新たに私のお気に入りに加わるお話です!
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モニター
文化や風習が現代と異なる時代にタイムトリップしたヒロインと、ヒロインが元の時代に戻るまでの間世話をすることにしたヒーロー。徐々に縮まる距離感や限りある時間を想い合おうとする二人の描写がロマンチックなだけでなく、とてもエロティックに描かれていてドキドキしながら一気に読み終えました。ヒーローの妹のその後がとても気になりました。あれば読みたいです。
ネブラスカ大学を卒業後、TVレポーターとして華々しい成功を収めたのち、1995年に作家デビューを果たす。これまでに30作以上のヒストリカル・ロマンスを世に送りだし、そのたびに各紙ベストセラーリストの上位に登場している。夫はTV局の元同僚で、彼の名前は作品中の亡夫役としてしばしば使用されているという。ネブラスカ州オマハ在住。