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小さな湖畔の町で暮らすジョイの楽しみは、毎年夏になると避暑を求めてグレイ・ベネットがやってくることだ。グレイは近くに邸宅を持つ、名家のハンサムな御曹司。ジョイは長年彼に片想いをしながらも、たまに挨拶をかわし、甘い情事を密かに夢想するだけで満足していた。だがその夏は何かが違った――ひょんなことから、ジョイは彼に連れられNYに行くことになったのだ。そして初めて知る華やかな世界の魔法にかけられ、グレイと官能のときを過ごす。まさか夢が叶うなんて……喜びもつかの間、待っていたのは冷たい現実だった。
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- 頁数
- 336頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2014年01月15日
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- 著者
- J・R・ウォード
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- 訳者
- 琴葉かいら
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- 定価
- 859円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2013年12月12日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91577-1
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- 書籍番号
- MRB-577
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モニター
ヒロインの純粋な気持ちと優しさ。それに家族の温かさがすごくいい作品だと思います。ヒロインが憧れる男性の複雑な心情にとても切なくなりました。読み始めるととまらない、すてきなストーリーでした。
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モニター
十代の頃からずっと好きだったグレイに、ようやくジョイの想いは伝わったように思えた。なのに、求め合うとうまくいかない…。グレイは政治家などからも危険な男と言われるほどに社会的な影響力を持った男性ですが、子供時代や仕事上の経験から、結婚や女性には希望を持たない、真剣につきあうには難しい人でした。それでもグレイを想いつづけるジョイの愛情の強さと、だんだん自分の実力に自信を持って前向きに生きようとする強さが魅力的です。
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モニター
J・R・ウォードのパラノーマル・ロマンスは読んでますが、コンテンポラリーは初めてで、興味津々でした。ストーリーは、田舎の純朴な癒し系のヒロインと心に傷を負った都会の世慣れたヒーローの王道ロマンスです。J・R・ウォードらしいホットな場面もあり、ラストも、また、微笑ましくて、読み終わって幸せな気分に浸れた一冊でした。
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モニター
過去のトラウマで大人になれていないヒーローがヒロインによって変わっていき、ヒロインも憧れから本当の恋へと変化してその過程が気になり一気に読みました。ラストまで気が抜けず、ラストのヒーローの行動に感激しました。
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モニター
最初は見ているだけで、次にたまに声を掛け合うようになって、それだけで幸せを感じていたはずなのに、肌を重ねてその先を求めそうになって、と自分に置き換えると、まるで少女のような恋です。うきうきするのが恋、ドキドキするのも恋。こんな恋なら何度でもしてみたいんだけど。でも、ドキドキしすぎるのもちょっと怖いかな。
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モニター
手の届かないと思っていた大富豪の男性と田舎に住む心やさしき女性が織りなす心温まるラブストーリー。ひょんなことから官能的な一夜を迎えるが、深い心の傷を抱えた男性は、なかなか心を開かない。そんな男性が、徐々に愛することを知っていく心温まる物語です。愛し愛されたいと思う彼女の行動に憧れます。
ロー・スクールを卒業後、ボストンの健康センターや国内の医療センターに長年勤務しながら小説を書き続ける。エロティック・パラノーマル・ロマンス作品でNYタイムズおよびUSAトゥデイのベストセラーリスト第1位に輝いたほか、ジェシカ・バード名義でコンテンポラリー・ロマンスも著す。現在は夫と愛犬のゴールデンレトリバーとともにアメリカ南部に暮らしている。