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ロサンゼルスで暮らすベスは、元恋人ライアルを忘れられずにいた。ベスの一家が逃げるように故郷を去って以来10年、ライアルとは会っていない。泣いて問いつめても両親は転居の理由を教えてくれず、彼に手紙を出しても返事はなし。いつしかベスも二人の関係は終わったと納得する他なかった。そんなある夜、追憶に浸りながら月を眺めていたベスは、向かいの家で起きた殺人を目撃してしまう。犯人に存在を知られ、命を狙われたベスは、ライアルがいる遠い故郷に戻ろうと決めた――そこで待っていたのは10年前の哀しい真実だった。【ベスト作品コンテスト2013年下半期 第6位入賞作】 【紙書籍のカバージャケットにて、主人公名表記に誤りがありました。読者の皆様ならびに関係者の方々に、深くお詫び申し上げます。】
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- 頁数
- 400頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2013年12月15日
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- 著者
- シャロン・サラ
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- 訳者
- 新井ひろみ
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- 定価
- 901円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2013年12月05日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91574-0
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- 書籍番号
- MRB-574
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モニター
一気に読んでしまいました。それほど、どんどん物語に引き込まれ、面白かったからです。久々に、入り込める小説を読んだ気がします。常に主人公ベスの気持ちになったつもりで、ハラハラ・ドキドキしながら、読み進めました。サスペンス色が濃いかなと思いましたが、ちゃんと恋模様もあり、最後まで飽きずに楽しめました。“最上のラブストーリー”というのは、本当でした。また是非、シャロン・サラさんの小説を読みたいです! 是非、みなさんにおすすめしたい一冊です!
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モニター
おもいっきり、ラブストーリーなのか・・。と思ってページを開いてみたら。え?え!えっ?!思わず入り込んでしまう展開ではないですか。ハーレクインはちょっと敬遠している人にお勧めしたい! ラブあり。アクションあり。アメリカらしい、やさしい熊さんのような男性陣の奮闘ぶりに、心が打たれます。
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モニター
大人の事情で引き裂かれた若いカップルが凶悪事件の目撃をきっかけに10年の時を経て出会う…。大抵は時が過ぎればすれ違いが生じてしまう場合が多いけど、残されていた「ラブレター」が長い時を超えて純粋な二人を繋ぎます。そんな現在のおとぎ話でもあるのですが、読後、この本は二人の愛情だけでなく、もっと大きな「信頼」がテーマなのだと強く感じました。恋人だけではなく、家族や仲間に対する信頼と愛情の大切さがぎゅっと詰まっています!
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モニター
主人公のベスはある事情から両親によって無理やり恋人ライアルと引き裂かれます。10年後、ある殺人事件をきっかけに再会するという展開。ハーレクインであまりサスペンスのイメージがなかったのですが、恋愛模様とサスペンスの絡みが絶妙でよかったです。地元の人達のベスに対する愛情もよく伝わってきました。殺人の目撃者という立場から追われるシーンなどハラハラドキドキの展開は必見です。
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モニター
一気に読んでしまいました! 悲しい恋を乗り越えずにいられた主人公が過去と対峙できたのは、皮肉にも残虐な殺人事件を偶然目撃した悲劇のせい…。次々と迫りくる主人公への危険に緊張感の連続と同時に、10年前の恋と対峙せざるを得なくなった二人の複雑な想いが絡み合って、息をもつかせぬ展開でした!! これは必読です!
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モニター
作品の世界にどんどん引き込まれ、一気に読みました。自分が主人公になったような錯覚すら起こしそうな緊張感。個人的には主人公と恋人の甘いシーンはあまり必要ないかと・・・。このシーンが出てくるたびに思わず主人公に「そんなこと言っている(やっている)場合じゃないんじゃないの?」と突っ込みそうになりました(笑)。全体的にスピード感があって読みやすい作品だと思います。
オクラホマ生まれ。存在感のあるキャラクターと刺激的なプロットを得意とし、各紙ベストセラーリストの常連。実生活で様々な葛藤を経験した彼女の作品は、エンターテイメント性の高いサスペンスの中にも人間への深い愛情が込められている。作品で人を癒すことが最大の喜びと語る。ダイナ・マコール名義でも多くの作品を著し、ひと味違った作風でファンを増やしている。