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トウィニング家4姉妹の長女キャロラインは誰もが見惚れる美しきレディ。長らく修道院にいた彼女も社交界デビューを控える身となり、まだ会ったことのない、自分たち姉妹の後見人だというトワイフォード公爵を訪ねた。だが悠然と現れた若き公爵を見てキャロラインは言葉を失う。なんてこと……亡き父と同年配の紳士と思っていたのに、どう見てもこの人は世慣れた放蕩貴族だわ。キャロラインがかすかに感じた不安は、はたして的を射ていた。公爵はすでに頭を悩ませ始めていたのだ――どうしたら目の前の美女を我がものにできるかと。
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- 頁数
- 352頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2013年11月15日
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- 著者
- ステファニー・ローレンス
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- 訳者
- 杉浦よしこ
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- 定価
- 838円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2013年11月07日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91569-6
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- 書籍番号
- MRB-569 (初版HS-328)
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モニター
なんとかわいく頭脳明晰な淑女たちでしょう。放蕩な貴族紳士を手玉に取りスカッとする面白さです。長女のキャロラインを筆頭にそれぞれ魅力あふれる妹たち・・。ヒーローである彼女たちの若い後見人マックスが彼女たちに翻弄させられる姿がコミカルに描かれていました。面白かったです。ステファニー・ローレンスの次回作を楽しみにしています。
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モニター
美しき4姉妹の恋模様が、ぎゅぎゅっと詰まった一冊です。主人公である長女と公爵がどうなるかだけではなく、その他脇役たちがどうなっていくのかも気になって、すごい勢いで読んでしまいました。恋に落ちていく様子や思い通りにならないドキドキ感が面白かったです。
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モニター
放蕩者も見ほれてしまうほどの美女四人姉妹がヒロインたちです。姉妹の仲がよく、さわやかです。彼女たちと恋に落ちるのは世慣れたはずの放蕩者たち。四つの恋の「わくわく」と「ドキドキ」がぎゅっと詰まった、楽しい一冊です。
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モニター
ヒロインと妹達がいい子揃いで、美人で正義感が強く、一本芯があるけどキチンと周りに気を使う子達なのです。気が強いだけのヒロインとは違います。そんな彼女達に、そんな彼女達だからか、翻弄されるヒーロー達放蕩者の会話や姿が面白かったです。事件もドロドロした展開もありませんが、小気味よく展開して、あっという間にストレスなくニヤニヤしながら読めたステキな本でした。
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モニター
ステファニー・ローレンスのヒストリカル! 小躍りしたくなる嬉しさです。超美人で賢い4姉妹と超筋金入りの放蕩者4人との恋模様です。4人分なので最後が駆け足で終わるのがもったいないですが楽しく読めます。男どもが最初からヒロイン達にメロメロなところが小気味いいです。放蕩をつくしたお人達が結婚を考え始めて右往左往するのも楽しいです。
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モニター
放蕩者ヒーローと令嬢の恋のさやあて、とよくあるリージェンシーものかと思い読みましたがそこは流石ステファニー・ローレンス! 理知的な令嬢が4人に放蕩者が4人!! 全てのカップルの描写にくすっと笑わずにはいられませんでした。
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モニター
一粒で四つも美味しい華麗なロマンスが繰り広げられます。長女のキャロと後見人のマックスのロマンスが中心ですが、周りの皆それぞれにとってもいい味を出してドキドキハラハラしながら一気に読んでしまいました。中盤から後半にかけての恋の駆け引きが面白くどんどん惹きつけられました。お薦めですよ!!
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モニター
社交界の放蕩紳士達と美しき4姉妹の恋の駆け引きが存分に味わえる作品です。あまり世間ずれしていない4姉妹が、試行錯誤を繰り返しながら恋のゲームを進めていきますが、彼女達もなかなかどうして負けてはおらず、頼もしさを感じさせてくれます。登場するトウィニング家の姉妹はなぜか、放蕩者を引き付けてしまう不思議な魅力をもっていますが、それぞれ個性を持ちながらも愛らしく、上品です。社交界の事情も垣間見え、伝統的な文学作品の雰囲気も感じさせてくれます。周囲に守られながら一人前の女性に成長していく4姉妹の華やかな恋物語です。
セイロン(現スリランカ)生まれ。5歳のとき、一家でオーストラリアのメルボルンに移り住む。大学では生化学を専攻して博士号を取得。その後、夫とともにロンドンに渡る。4年間を過ごして帰国したのち、研究活動に従事しつつ、十代のときから愛読していたヒストリカル・ロマンス小説を書き始める。現在ではアメリカでも人気が沸騰し、ベストセラーリストの常連となっている。