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まさか私があの大財閥シュトース一族の血を引いているなんて! サヴァンナは亡父の遺言状から自身の生い立ちを知り、衝撃を受けた。彼女の実の父親はシュトース家の御曹司で、余命わずかな恋人との間にできたサヴァンナを引き取ろうとした矢先に事故死したというのだ。亡き実両親の面影を求めマイアミへと赴いたサヴァンナは、突如何者かに命を狙われる。抵抗もむなしく意識が遠のきかけた瞬間、彼女の脳裏に男性の姿が浮かんだ。故郷で帰りを待つ最愛の人ジャッド──死ぬわけにはいかない。彼のプロポーズに返事をするまでは。
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- 頁数
- 456頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2013年01月15日
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- 著者
- シャロン・サラ
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- 訳者
- 皆川孝子
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- 定価
- 901円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2012年12月09日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91531-3
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- 書籍番号
- MRB-531
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モニター
かわいらしい容姿のヒロインなのに、真実を明かすために時として危険な目に遭いながらひるまず立ち向かう姿は素敵で、いままで読んだハーレクインの中でもかっこいいと感じました。この話が3部作の2話目で、ヒロインの姉の話も出版されていることを知り、ぜひ読んでみたいと思いました。
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モニター
機転が利くヒロインと、きっちり仕事をこなす男たちとの間に繰り広げられるスリル満点の物語です。ヒロインは外見だけでなく、媚びることのない姿勢で協力者の男性の心を動かしていきます。恋人はヒロインの精神的支えとなる男らしい男性ですが、他の男性たちも魅力的で、スピンオフ作品が読んでみたいです。いろいろなタイプの男性を楽しむことができ、一気に読むことができました。
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モニター
本作は400ページ超のなかなかのボリュームですが、展開が早く、読みやすい文章なので一気に読んでしまいました。。血のつながりがテーマなので、もっと骨肉の争いでドロドロな展開になるかと思いきや、意外な人物の意外な行動で感動的な結末になり、読み応えのある作品に仕上がっています。主人公のタフでさわやかな人柄も光っていますが、脇役のキャラも際立っていて楽しいです。
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モニター
頭の中で映画のように話が進んでいく描写で驚きました。ハリウッド映画を観ているような感覚で一気に読んでしまいました。シリーズ2冊目だそうですが、単独でも十分楽しめました。この話だけでも楽しいですが、脇役の方の物語が発売されれば読んでみたいと思えるほど、個性ある登場人物が多かったです。
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モニター
ヒロインをおとしめる罠の数々、ある出来事が次の出来事にどう関わってくるのかといったストーリーの展開がおもしろく、どんな終結を迎えるのか知りたくて一気に読んでしまいました。命を狙われながらも強く立ち向かうヒロインと遠くから支えるヒーローが、事件を通して相手の大切さや愛を確認しあってハッピーエンドを迎えるところも素敵でした。ヒロインの姉妹が登場しているシリーズ作品なので他の2作もぜひ読んでみたいです。
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モニター
スレイド3姉妹のお話の2作目です。設定が頭に入っているので、物語に入り込みやすかったです。ヒロインのサヴァンナの身にこれでもかこれでもかと降りかかる試練を、サヴァンナの周囲にいる人たちが支えて乗り越えていきます。このサヴァンナの人柄に魅せられて、いつの間にか堅い絆ができていく過程は読みごたえがありました。登場人物が皆、魅力的でした。アメリカの正義という感覚は日本人にはちょっとわかりにくいですが、読後感がさわやかな作品でした。
オクラホマ生まれ。存在感のあるキャラクターと刺激的なプロットを得意とし、各紙ベストセラーリストの常連。実生活で様々な葛藤を経験した彼女の作品は、エンターテイメント性の高いサスペンスの中にも人間への深い愛情が込められている。作品で人を癒すことが最大の喜びと語る。ダイナ・マコール名義でも多くの作品を著し、ひと味違った作風でファンを増やしている。