母亡きあと、義父に襲われかけた17歳のセシリーは、近隣に暮らすテートに助けられた。大学の奨学金制度を紹介し、惨めな生活から救い出してくれたのだ。以来、彼女はハンサムでセクシーなテートに憧れてきた。でも8年経っても彼は保護者役を演じ、最近ではいっそう彼女と距離を置こうとする。そんなとき、奨学金の出所がテートとわかり、屈辱のあまり激怒したセシリーは初めて彼に反発する。ただ同情しているだけの相手をばかみたいに何年も愛していたなんて。だがこの衝突が、彼女がもはや少女ではないことを気づかせて……。