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チェイスは取引先の建築事務所でジェーン・モーガンに出会った。社長秘書の彼女はいかにも真面目な女性。対するチェイスはいかつく、服装もラフなため、一見すると会社経営者には見えない男だ。ちらりとも笑わぬジェーンの澄ました態度にそそられ食事に誘ってみるも、あえなく撃沈。やはり僕みたいにがさつな男はタイプではないんだろう、と諦めたチェイスだったが、その夜、意外にもジェーンから“会いたい”と電話がかかってきた! 期待と混乱が渦巻くなか駆けつけたチェイスに、彼女は潤んだ瞳でとんでもない頼みごとをする。
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- 頁数
- 432頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年12月15日
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- 著者
- ヴィクトリア・ダール
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- 訳者
- 琴葉かいら
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- 定価
- 901円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2012年12月06日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91528-3
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- 書籍番号
- MRB-528
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モニター
官能小説とコメディとお伽話を合わせたような盛りだくさんな内容で、お得感たっぷり。職場での顔とプライベートでの顔を分けている人は実際にもかなりいるとは思いますが、ジェーンはかなり現実離れしているかも。刺激的な内容にもかかわらず全体的にほのぼのとしていて微笑ましいところも。セクシーな男性を誕生日プレゼントに、なんてちょっと夢のようなお話ですよね。そこから想像する方向とは違う展開は最後まで楽しませてくれます。
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モニター
この本はかなり情熱的な場面がたくさんあって、あっという間に読んでしまいました。ジェーンとチェイスが惹かれ合い初めて夜を共にした展開も、その後二人が顔を合わせるとお互いを意識し合っている所もかなり刺激的で、まるで自分が体験しているかのようにドキドキしてました。ラストもすてきで、気持ち良く読み終える事ができました。ちょっとした刺激を求めている人にはかなりおススメです。
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モニター
全米で人気急上昇中のヴィクトリア・ダ-ルさんの作品を今回初めて読んだのですが、ホント最高!の一言。過去とこれからの人生について考えさせられる内容でした。結構長めの作品にも関らず先が気になり、途中で止められず最後まで一気に読んでしまうほど、刺激的であり、なおかつチェイス、ジェーン、そしてオリーブおばあちゃんにマック、出てくる人物が興味をそそる人物像で。是非『天才富豪とローリの真夏の約束』なども読んでみたいですね。
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モニター
偶然にも前の2作を読んでいたので、あのすました感じの秘書がヒロインかと期待して読んだのですが、いい意味で期待を裏切られました! まさか彼女が、こんな秘密を抱えていたとは……。3部作どれもおもしろかったです。
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モニター
3部作のラストにふさわしい、驚きの秘密を持ってるヒロインと、それでも彼女を愛してやまないヒーローのお話です。相変わらずホットなシーン満載ですが、ヒロインの素直になれない気持ちも丁寧に描かれているので、そんな過去を持っていない私でも共感できちゃいました。前作の主人公たちもチラホラ出てくるので、そこも十分楽しめますが、単独として読んでも面白い作品だと思います。作者の次回作が今から待ち遠しいです。
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モニター
過去の自分を恥じるあまり、それを隠そうとかたくなになるヒロインとそれを広い心で受け止めていくヒーロー。かなりホットな表現もありますが、ヒロインの揺れ動く心がとても丁寧に書かれてて、物語にぐいぐい引き込まれちゃいました。関連作を読まずにはいられなくなります!!
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モニター
この本には主人公たちの恋愛のほかに、家族愛やヒロインと母親との感動シーン、登場人物が巻き込まれてしまう殺人事件、そして思わず吹き出したオリーブおばあちゃんのマシンガントーク、そして濃厚なラブシーン。全ての要素がぎゅっと詰まっていて、一冊で満足できること間違いなしの作品だと思う。前2作も絶対に読んでみたい。
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モニター
ヒロインのジェーンが、ヒーローのチェイスとの関わり合いのなかから、大切なものを確認していく……。過去を捨てて、今の堅実な生活を手放せないジェーンの誕生日プレゼントになったチェイス。展開の早さに驚いたが、一難去ってまた一難と、目が離せない。チェイスの見かけでは無い誠実さに、キュンとしました!
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モニター
誰にでも消したい過去、忘れたい過去があるはず。別人になってやりなおせたならば……。そんな風に思っているのは私だけではないはず。この本を読むと、共感してしまう部分が多かったです。ジェーンの頑な過ぎる考えにやきもきしてしまいますが、チェイスの優しさと愛で困難を乗り越えていったところが好きでした。
家族とともに、アメリカの山間部の小さな町に暮らす。12歳からロマンス小説を読みはじめ、20歳のときに初めて執筆に挑んだ。作家の登竜門ゴールデン・ハート賞を勝ち取った天性の実力派。ヒストリカル、コンテンポラリーともに積極的に執筆し続けている。ベストセラーリスト常連の、期待の新星。