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アイアン王を倒したあと、アッシュとの約束どおり冬の王国へ赴いたミーガンは、囚われの生活を送っていた。そんななか行われたのが、季節の移ろいとともに妖精界の支配権を移す儀式。1本の王笏(おうしやく)を夏と冬の王国間で引き渡すのだが、その夜、王を討たれたはずのアイアン族が宮廷に忍びこみ、ミーガンの目前で大切な王笏を奪い去る! 事情を知らない周囲は、怒りの矛先をミーガンに向け……。
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- 頁数
- 320頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年10月15日
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- 著者
- ジュリー・カガワ
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- 訳者
- 宮崎真紀
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- 定価
- 796円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2012年10月05日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91522-1
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- 書籍番号
- MRB-522
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モニター
16歳の誕生日を境に人生が一変してしまうことになるミーガンの、恋と冒険の第二幕の幕開けです。冴えないただの女の子だったヒロインが、つまずきながら成長を遂げていく様子は思わず「頑張れ! ミーガン」と拳を握ってしまうほど。ファンタジーとはいえ、しっかりした設定と魅力的な登場人物たちにぐいぐいと引きこまれます。もちろんドキドキするような恋も物語の重要なスパイスとなり、飽きることがありません。前作が未読でも読めますが、併せて読めばより楽しめる作品です!
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モニター
前作は未読でしたが楽しく読むことができました。いきなり主人公のミーガンが囚われのシチュエーションからスタートし、冬の王国の王家の面々に意地悪を言われるというハラハラする幕開けでしたが、ミーガンの意志の強さがかっこよくてページをめくる手が止まりませんでした。今作から読み始めたので、ミーガンがアッシュに魅かれる理由が分からなかったのですが、さまざまな困難を乗り越える姿に恋する女の子はすごいなあと思いました。前作も機会があったら是非読んでみたいです。
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モニター
ヤングアダルト系のファンタジーって感じです。さわやかで青春の甘酸っぱい空気の中に素敵な恋と冒険が詰まっています。ついつい前の本も買って読んでしまいました。これだけ読んでも面白いですが、次もその次も読み続けていきたいと思う内容です。
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モニタ-
前作から時間をあけずに第2弾が読めるのは、ファンにとってとても嬉しいです。王しゃくを巡るストーリーはテンポが良く、あっという間にファンタジーの世界に入り込めます。今回はミーガンの涙のシーンが多くせつなくなりますが、パックの告白やアッシュの選択に驚きや喜びを感じ、第3弾も早く読みたいと思いました。3人の関係にハラハラ、ドキドキです。
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モニター
不器用で、まっすぐで、仲間思いのヒロインと、最高に素敵な二人の頼れる騎士が、彼らが生きる世界のため、生死をかけて奮闘する姿に、エールを送らずにはいられない! 彼ら3人の恋模様は? 妖精界と人間界の行く末は? 次回作が待ち遠しい! タイムマシンがあったら、一気に全巻読破してしまっていると思います!!
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モニター
〈フェアリー・プリンセス〉の第2弾です! 前の作品を読んでおいてよかったです。主人公のミーガンは、前作からの「契約」を果たすために自らアッシュについて、冬の王国に戻ります。前作より恋愛要素が多く盛り込まれていて、アッシュ王子とミーガンのやり取りに、こちらまで感情移入してしまいました。恋愛感情にふりまわされるミーガン、クールを装い続けるアッシュ王子そして、もう一人の妖精、パックとの三角関係が、初々しく微笑ましいです。
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モニター
まさにファンタジー!……という世界が繰り広げられ、アクション映画さながらの緊張感あふれる場面の連続です。前作を読まずにこちらを読んだので、登場人物や妖精の世界のさまざまな名前や言葉にとまどって巻末の用語集に助けられつつ、読み進めるうちに独特の世界に入り込むことができました。表紙やイラストが少女マンガっぽくてちょっと抵抗を感じましたが、内容はシリアスで繊細な描写も多くて楽しめました。続きがものすごく気になるので、上下巻そろえてから読んだほうがいいと思います!
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モニター
〈フェアリー・プリンセス〉の2作目になります。単独で読んでも楽しめますが、前作の人間関係等々も多少絡んできますので、前作を読んでからのほうがより楽しめるかと思います。お話としては王子に姫、妖精に魔法がてんこ盛りですが、妖精界だけの話ではなく、現代社会とリンクしていたり血なまぐさかったり、と某イギリスの魔法学校を舞台にした小説を彷彿させるものでした。なので、かの小説にはまった方であれば楽しめるかと思います。
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モニター
本作のヒロインは現役高校生。しかもファンタジーなので、ロマンス要素はあまりありませんが、それでも乙女心をくすぐりました。王子様と幼なじみのイケメンの両方から好かれてしまうのですよ。ドキドキしてしまいますよね。しかも実にせつない。前作では共に闘い、距離が縮まったアッシュとミーガンですが、今作では敵同士の国の王子、王女であることを痛感してしまいます。この恋の行方が非常に気になります!
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モニター
この作品を初めて読みましたが、作品としては2作目でもここから読み始めても十分楽しめてすぐに読めました。続きが気になりますし、前作も読みたくなりました。
カリフォルニア州サクラメントの生まれ。9歳のときにハワイへと越す。幼少期はほとんどの時間を海で過ごし、自然や昆虫、魚たちと遊んだ。また本の虫でもあり、授業中でも隠れて小説を読み耽っていたほど。やがて読書への情熱が彼女を執筆へ向かわせる。『フェアリー・プリンセス 夢迷宮への片道切符』でデビューするや同作でRITA賞を獲得し、その才能を見せつけた。