mirabooks
公爵家の次男ジャスティンは、急死した兄に代わり爵位を継ぐことになった。兄の代でつぶれかけた身代を挽回するには、結婚しか手がない。そこで白羽の矢を立てたのが、鉄道王の娘のサニー――かねてより深く想いを寄せてきた女性だ。美形の一族に生まれながらも、その荒削りな風貌から怪物と揶揄される自分には高嶺の花と、これまでは諦めていたのだが。一方、そんな公爵の心も知らず、当の令嬢はある理由からこの縁談に曇り顔で……。M・J・パトニー作『公爵の憂鬱な夜』ほか、C・キャンプらによる純愛物語2編を豪華収録!
-
- 頁数
- 512頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2012年10月15日
-
- 定価
- 964円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送
予定日 - 2012年10月05日(予定)
- 発送
-
- ISBN
- 978-4-596-91519-1
-
- 書籍番号
- MRB-519
-
モニター
キャンディス・キャンプ以外は初めて読む作家でしたが、ロマンティックで一気に読み終えました。3作ともヒーローが叶わぬ恋と知りながら、一途にヒロインを愛し続け、運命のいたずらで結ばれる物語です。三者三様のヒーローの一途さがいじらしくロマンティックで、大変満足のいく作品でした。
-
モニター
3作のヒストリカルでとても楽しめました。1作目、2作目のヒーローの一途な優しさ、愛されていないと思いながらもヒロインを大切にするところが良い!……と思います。熱烈な恋愛の末に結婚するのではなく、結婚してからヒロインがヒーローの愛に気づく、その過程はヒロインになりたい!……と思わせるものでした。読後に二人の幸せな未来が想像できて、幸せな気分に浸れました。
-
モニター
大好きなキャンディス・キャンプの作品があるということで、わくわくしながら読みました。そして、あまりの純愛に涙です。 読書以外、 何も取り柄がないと卑下するヒロインと、 ありのままの彼女を愛しているジェシー。ジェシーの言葉の端々に感じられるエイミーへの気持ちに 「現実では無理でも、言われたい!」 と誰もが思うはずです。 いつの時代でもやっぱり純愛ものはいいですね。
-
モニター
短編集は物足りない話が多いという私の今までの常識が変わりました。ヒーローが熱烈にヒロインを追いかける話が大好きな私にとって、この展開の話が、1冊で3話も読めるなんて贅沢すぎて感涙ものです。ヒーローが、ヒロインを好きな気持ちを素直に認めて、グダグダ回り道することなく追いかけるので、変に相手を傷つけることもなく、サスペンス要素なども入っていないので、二人のやりとりが、純粋に楽しめました。ヒロインも純粋でかわいくて、なかなか愛されていることを認めませんが、そこがドキドキ度をアップさせてくれて、ほんとに3作ともはずれがありませんでした。
-
モニター
一冊で3話も読めてお得でした。3話とも素敵な話でよかったです。なかでも3話目の『七夜の契り』は、ヒロインを一途に思うヒーローの悪戦苦闘が面白かった。恋愛は人それぞれ違うけれど、人を思う一生懸命さや一途な気持ち、願えば思いは通じるってことがすごく伝わってくる一冊でした。
-
モニター
寡黙な公爵。ワイルドなカウボーイ。セクシーな侯爵。それぞれが一途にヒロインを求める3編のストーリーに最後までワクワクドキドキで読み進められました。ハーレクインはほぼ初心者の私ですが、背景描写や人物描写もイメージしやすく、情熱的なヒーローの求婚に揺れ動くヒロインの気持ちをいつの間にか自分のもののように感じ、花嫁の気分まで味わえて、まさにお得感満載です。
-
モニター
そうなんです! こんな風にヒーローがヒロインに恋焦がれるお話を読んでみたかったんです! どのお話もなかなか伝わらない想いがもどかしくて……恋に悩むヒーローのせつなさが伝わってきてウルウルきました。短編を敬遠してる方もぜひ読んで欲しい一冊です。
-
モニター
女性ではなく男性が印象に残る物語でした。オムニバスは初めてで、それぞれの話をもっと深く読みたいかなとも思いましたが、異なる話を3つも読めたので良かったです。どの物語の男性も素敵でしたが、メアリー・ジョー・パトニ―の物語の男性が私は一番好きです。みんな好きな女性のために一生懸命! ひたむきな気持ちになれる物語でした。
-
Coo
3作品収録されている短編集です。男性側がヒロインに片想いという設定で、しかも思いやりのある素敵なヒーローたちだったので、安心して読むことができました。彼らが本当にヒロインを愛しているからこそ、ちょっぴり臆病になってしまう姿は、人間味があって可愛かったなーと思います。
ニューヨークに生まれ、子供のころから、効く薬がないと言われるほど活字中毒だった。栄えあるRITA賞を2度も受賞したほか、数々の賞を獲得している正真正銘の実力派作家。
新聞記者の一家に育ち、10歳のころから小説を書き始める。19世紀の英国を舞台にした、ちゃめっけあふれる作品で知られるが、実はアメリカ出身で、生粋のテキサス人である。
多彩なジャンルを描き分ける、いま最も注目の作家。その作品世界はエロティック・ヒストリカルからパラノーマルまで多岐にわたり、官能性と想像性で読者の心を魅了している。