短編集なのでちょっとした時間にでもキリがいいところまで読めるのでよかったです。ヒストリカルは外国の歴史を知らないと読むのが難しいイメージがありましたが、知識のない私でも楽しく読めました。HQコミックス版も出ているので、文章と漫画の両方楽しめると思います!

作家の違う3話で構成されていますが、関係性があるので面白いです。なかでも最後の『舞い戻りし花嫁』が気に入りました。いいお話でした。

1冊で3つのロマンスが楽しめる、嬉しい本でした♪　表題のハウスパーティーに招待された人たちのロマンスで、それぞれのお話が交錯しているのも楽しかったです。(後の話を読んでから、前の話を読み返しました!)　1話目と2話目の伏線が、3話目で綺麗に収束されているのも見事でした。

一つのハウスパーティーを舞台にした3作家の短編集。舞台設定や登場人物などがつながっていて、主役になったり、脇役になったりと、面白い展開でした。一つの物語をもっとふくらませて、1冊ずつにした3部作でもいいくらいです。魅力的な6人が二人ずつ交代で主役に。更に取巻く脇役も個性豊か。推理小説のような要素も含めて最終局面に。これが3作家さんが1編ずつ仕上げた作品とは思えないほど練りこまれています。疑惑が深まり、終盤に向かう頃には全員が主役級です。

1冊の本の中に、3編ものロマンチックストーリーがぎゅっと詰め込まれています!　しかも3人の著者によって紡がれたこの作品は、ロマンスだけでなく、最後にある事件の結末を迎えることになります。ラストに至るまでのハラハラ感もまた、各ヒーローとヒロインの素敵に燃える恋模様同様、楽しめました!

はじめて人を好きになった時のドキドキ感、相手に対する純粋な想いを思い出しました。主人公同士の恋の駆け引きも可愛らしくて、思わず応援してしまいます。現代社会では草食系男子が人気みたいですが、登場する主人公みたいなグングン引っ張ってくれるイケメンで頼りがいのある男性はやっぱり魅力的です。

一つの事件を軸に3組のカップルのお話が1冊にまとめられています。正直、読む前はあまり期待していなかったけど、これは面白い!　読んでよかった♪　と思いました。恋愛だけでなく事件についても、3人の作者がしっかり組み立てて書いているので、作者が違うとは全く感じません。それぞれのカップルが、互いに惹かれあうまでの様子や事件の細かい部分が、とても丁寧に表現されているので読んでて飽きないです。満足な1冊でした。

1冊の本で、3人の作者の作品を読むことができ、とても得をした気持ちになりました。それぞれのヒロインも魅力的ですが、脇役のハリエット大叔母様がいい味を出して楽しめました。ぜひ皆さんにも読んで欲しい作品です。

1冊の本で3人の作家さんの連作が読めて、とても得した気分です。短編集なのでそれぞれを短い時間で読むことができました。登場人物の中で、次回作の主役になりそうな人がまだいるので、ぜひ続編を読みたいです。

すごく面白かったです。最近ヒストリカルにはまりつつあったのですが、これを読んで完全にはまってしまいました。ヒストリカルと聞いて尻込みしてしまう人もいるかもしれませんが、短編集ということもあり、かなり入りやすい作品だと思いますので、安心して読んでみてください!　3作目では1、2作目の二人の幸せっぷりも楽しめます。