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地味でお堅い女教師ナタリーは、ある秘密を抱えている。それは、同じアパートに住むセクシーな男性ジェット・サッターと夜ごとベッドをともにしていること。存在すら知らずにいた甘美な世界を彼に教わり、退屈だったナタリーの生活は一変した。だが、いつかはジェットとの関係も終わるのだと思うと胸が痛むようになり……。人気作家ローリー・フォスター作『昼の顔、夜の顔』他、スーザン・ドノヴァン作『プライベート・バカンス』、そして期待の新星ヴィクトリア・ダールが綴る衝撃作『誰にも言わないで』の3編を、豪華収録!
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- 頁数
- 448頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2012年01月15日
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- 定価
- 933円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2012年01月06日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91486-6
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- 書籍番号
- MRB-486
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モニター
ローリー・フォスターはヒーローとヒロインの心情が細やかに描かれたホットな作品で、スピンオフが楽しみです。ナタリーを気づかいバディにも優しいジェットは理想的です。2作目は退屈な日常から抜け出して夢のようなバカンスを味わうという何ともうらやましい話。そして3作目は開拓時代を舞台にした、強烈で印象的な作品でした。三者三様のアンソロジーはやっぱりお得ですね。
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モニター
クールなヒーローが、ヒロインの心を忍耐強く開いていく描写は、ローリーらしくホット。でも爽やかで一気に読めます。二話目は、バカンス先で出会ったヒーローに対し、ヒロインの率直さが気持ちよく、ヒーローもヒロインに一途。互いに誠実であることの大切さが描かれています。三話目は、西部開拓時代。ヒロインは、同じ性的嗜好を持つヒーローを誘惑。情事以上の感情を互いに確認するまでの描写はかなりホットです。
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モニター
三つの短編集で、どれもホットな話でした。『昼の顔、夜の顔』のジェットは、女性の目を釘づけにするたくましい肉体の持ち主で、家族思い、動物好き、そして黒くきらめくセクシーな瞳の持ち主。かたやナタリーは、お堅い学校教師という外見で、心にも壁をつくっている。こんなヒーローに思われてナタリーは幸せ。野良犬バディもかわいかったです。『プライベート・バカンス』は初めての作家さんでした。ゲイルは17歳の娘の母親で大学教授、ジェシーはセクシーな人気小説家。お互い過去に傷ついた者同士の話です。『誰にも言わないで』も初めての作家さんでした。西部開拓時代の話です。ちょっとびっくりな内容で、ドキドキしながら読みました。三編とも、短編ながらストーリーはしっかりしていて、飽きさせず、サクサク読めました。面白かったです。
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モニター
『昼の顔、夜の顔』はさすがローリー・フォスター! ヒーロー、ヒロインとも会話で相手を思いやって煙幕を張り、自分の気持ちを表には出しません。ですが読者側はストレスを感じることなく思いきり本題に集中して完結まで突き進めます。幸せな気持ちになれる一冊です。『プライベート・バカンス』は最初は文の構成にとまどいましたがこれが作者の意図なのでしょう。短編ならでは、さくさくと読めます。
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モニター
3作品とも、めっちゃセクシー。読み応えのある1冊で、ドキドキしながら楽しく読むことができました。読み終わった後、ローリー・フォスターの前作『やさしき夜に抱かれ』やヴィクトリア・ダールの3月の新作をぜひ読みたいと思いました。お得な1冊、おススメです。
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モニター
一冊に3作品が集められているので、1作品ごとには内容が薄いかも、と思いながら読み始めましたが、ほんの数ページ読み進んだだけで「おなかいっぱい」になるくらい刺激的でした。特にローリー・フォスターはとてもテンポがよくて、すごくセクシーなのに主人公たちの心模様もちゃんと伝わってきてロマンスとしてきちんと楽しめる作品でした。3作品ともとにかくセクシーです。
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モニター
3編の短編が収録されています。特に『昼の顔、夜の顔』は、主人公の魅力的な容姿と家柄の良さには及ばないかもしれないけれど、内に秘めた芯の強さと自分をさらけ出せない性格が自分を含めた日本人女性にも共感できて、ストーリーの中にすっと溶け込んでしまいました。文章表現がとてもきめ細かくて、まるで映画を見ているような感覚で読む進むことができました。夜寝る前のベッドでの読書に最適です。
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モニター
『昼の顔、夜の顔』は、ジェットとナタリーの心情描写がとてもリアルで、どんどん読み進められました。また、ジェットの妹たちが、次に何をするのかワクワクしました。『プライベート・バカンス』のジェシーとゲイルには、終盤でハラハラドキドキさせられ、ゲイルの娘などがストーリーを更に彩っているように思いました。『誰にも言わないで』は、保安官とリリーのとてもエロティックで運命的な駆け引きにドキドキさせられ、サクッと読めました。
彼女の作品はニューヨークタイムズやUSAトゥデイのベストセラーリストにたびたび登場。セクシーな作風と切れ味のいい文章が読者の支持を得ている。高校時代からの恋人と結婚し、現在は3人の息子の母親。
母親から“あなたは作家になる運命 だ”と言われて育った。その言葉ど おり、新聞記者として活躍したのち、 小説家へと転身を果たす。RITA賞 ファイナリストに輝くなど徐々に頭 角を現し、ウィットのきいた作風で 世界中の読者を虜にしている。
作家の登竜門ゴールデン・ハート賞を勝ち取った天性の実力派。ヒストリカル、コンテンポラリーともに積極的に執筆し続けている。ベストセラーリスト常連の、期待の新星。