NYタイムズベストセラー作家。ロマンス小説好きが高じて、自ら書きはじめる。独自の世界観やユーモア、セクシーな作風が絶大な支持を得て、パラノーマル・ロマンスを始め、コンテンポラリー・ロマンスやヤング・アダルトの分野で活躍。現在も続く〈オリンポスの咎人〉シリーズは新作が刊行されるたびに全米のベストセラーリストを賑わせている。

さて、“怒り”の番人アーロンといえば、外せないのがレギオン。〈オリンポスの咎人〉シリーズで、ある意味人気No.1のキャラクターです。アーロンと不思議な友情を育むレギオンは小さな悪魔で、“緑のうろこ、赤い目、小さなふたつの角、毒液を出す鋭い牙、先が分かれた舌”という醜い外見をしています。ところがその外見に似合わず、中身はティアラが大好きな無邪気な女の子。いつも、「アーロン、遊ぼう」とおねだりしています。アーロンにとってはかわいい娘のような存在ですが、レギオンにとって、突然現れたオリヴィアは恋のライバル。アーロンを奪われたくないばかりに、人間の体を手に入れることと引き換えに、闇の王子ルシファーと恐ろしい契約を結んでしまいます。そのほかにも今作は見逃せないサイドストーリーが盛りだくさん。“淫欲”の番人パリスの物語も大きく動き出します。待望の次作は、真実を言うことができない“嘘”の番人ギデオンがヒーローとなって登場。嘘しか言えないのに、どうやって恋を成就させるのでしょうか!?どうぞお見逃しなく。