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有名ピアニストとなったバネッサは12年ぶりに故郷の町に戻ってきた。そこで学生時代の恋人ブレイディと再会する。幼いながらに将来を誓いあった相手だが、ブレイディはある夜、一緒に行くはずだったダンスパーティをすっぽかした。傷ついたバネッサはその後、彼と連絡を取ることもないまま、父に連れられピアニストになるべく町を離れたのだ。歳月を経て魅力的に成長した彼を前に心揺れつつも、あの夜の裏切りを忘れられないバネッサ。だが、やがて彼女は知る――パーティの夜、自分の知らないところで何が起きていたのかを。
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- 頁数
- 288頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2011年10月15日
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- 著者
- ノーラ・ロバーツ
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- 訳者
- 風音さやか
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- 定価
- 817円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2011年10月06日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91474-3
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- 書籍番号
- MRB-474 (初版N-496)
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モニター
おもしろかったです。過去になにがあったのか気になって、一気に読んでしまいました。帯にあるとおり甘酸っぱい、ふんわりしたお話だと思いました。
ブレイディのバネッサへの気持ちがすてきでよかったです。 -
モニター
自分がどの位置にいるか、自分に出来ることはなにか、自分に求められているものは…考えるのは若さかしら。今の私は毎日の生活に追われて考えることをやめてしまっている今日このごろ。昔の恋なんてと、思い出にしているけれど、もう一度あの頃の情熱と葛藤に浸りたくなってしまいました。
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モニター
ハーレクイン初心者でも、とても読みやすい作品です。初恋の人との再会がテーマなのですが、ヒロインと母親の関係の修復や、ヒロインの人生を束縛していた父親の教えから逃れられず、抱える様子も描かれています。ヒロインが自分の人生を見つめ直して新たな人生を迎える休暇というのが、読んでいてとても、好印象でした。
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モニター
「ピアニストとお医者さん」という設定が私の読んだ本の中にはあまりないことなので興味を持って読んでみました。故郷の人たちも、12年ぶりに帰ってきてもみんな温かく、親子ともどもハッピーエンドで良かったです。ヒーロー・ヒロインの進展も気にしながら読み進めましたが、ヒロインのお母さんもなかなか波乱万丈・・・。結末は予想通りでしたが心温まる1冊でした。
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モニター
昔とっても好きだったのに別れてしまった人との再会…甘酸っぱいですね。初めはこんなに心が縮こまってしまったヒロインがどうなるのか心配しましたが、ヒーローの温かい想いにふれどんどん可愛いくなってゆくヒロインを最後は応援したくなりました。こんなに一途に想ってくれる人に出会えたら…と少し夢見ちゃうような癒し系のヒーローも素敵。ノーラ・ロバーツはやっぱりいいですね。
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モニター
自分を捨てた、初恋の相手、また母との10年ぶりの再会。そして、真実があかされて…というちょっとドキドキの設定。他のノーラ作品と比べて、主人公が消極的で流されやすいところ(素直と言えばそうなのですが)が、残念。最後は、思い切ってますが。読後は、ほっこり温かく、さわやかな感じになります。脇キャラがいい味を出していたのもよかったです。ヒーローの妹のロマンスとか面白そうなんですが・・・。
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モニター
ノーラ・ロバーツの描く、甘くせつない初恋の物語です。ヒロインのバネッサと、初恋の昔の恋人ブレイディの恋の行方はもちろんのこと、ノーラ・ロバーツらしい、2人の家族たちとの関係や、愛に心があたたかくなりました。表紙もかわいいし、本編も、長すぎずにちょっと時間があいたときや、秋の夜長の読書タイムにぴったりだと思います。
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モニター
父親に逆らうことなく演奏一筋に生きてきたヒロインが、父親の死をきっかけに自分探しのため故郷に帰ってきます。友人・母親そして初恋の人との再会。ヒーローは誠実で辛抱強く、好感が持てました。最後に<愛の国コルディナ>シリーズのガブリエラ王女も登場してきて嬉しかったです。
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モニター
一度は破れた初恋。家族との確執。過去をひきずりながら魅力的な大人の女性へと成長し、再び彼と出会う。彼をすぐには信じることはできないが、徐々に彼と心が通じ合っていく様はとても切なく、心打たれました。読んでいるうちに、とっくに忘れていた初恋の甘酸っぱい思い出がよみがえり、久しぶりにときめきました。二人の愛の熱く、激しい様子がいきいきと描かれていてとても良かったです。
メリーランド州に育ち、1981年『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆を続ける。98年『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降の作品はすべてランクイン。J・D・ロブ名義で書いたものも含め、160作以上のベストセラーを世に送り、総発行部数は4億部を超える。