mirabooks
「アーロン、お願い、助けて」傷ついた体でようやくブダペストの古城に辿り着いたオリヴィアはアーロンの姿を認めて安堵した。この1カ月、彼を陰で見つめていた天使の彼女は、掟を破ったアーロンの命を奪えという神の命令に背いたために、翼をもがれて地上に堕とされたのだ。仲間を何よりも大切にする愛情深い彼に憧れ、自分もあんなふうに愛されたいと願ったばかりに。だが、アーロンはやさしさを見せるどころか冷酷なまなざしを向け、彼女を追い払おうとする。何もかも失ったオリヴィアには、もうアーロンしかいないのに……。
-
- 頁数
- 320頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2011年10月15日
-
- 著者
- ジーナ・ショウォルター
-
- 訳者
- 仁嶋いずる
-
- 定価
- 796円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送
予定日 - 2011年10月06日(予定)
- 発送
-
- ISBN
- 978-4-596-91472-9
-
- 書籍番号
- MRB-472
-
- ミニ
シリーズ - オリンポスの咎人
- ミニ
-
モニター
レギオンに対するアーロンの愛情に、本当に憧れました。自分の部屋にピンクの家具を置いてあげたり、優しく遊んでくれたりなんて本物のタフガイじゃなきゃできない! そんなアーロンだからこその仲間に対しての熱い思いが最高! アーロンと慈悲深くてタフな天使のオリヴィアの仲にはオトナの関係を感じてしまいました。そして泣きたくなるほど切なくなりました。そんな2人の結末には感激&大満足! この先の2人+レギオンに注目です!
-
モニター
楽しみにしていた〈オリ咎〉シリーズ。しかもアーロン。一作目のマドックスから仲間との絆の強さ、その後に登場するレギオンとの関係。彼にはどんなストーリーがと期待がおおきかったのですが、それを裏切らないお話です。上下巻一気に読んじゃいました。アーロンの恋だけでなく、伏線テンコ盛りです。死んだ仲間のあの人の登場にはウルウルしちゃったし、パリスとギデオンは・・・。ああ次が待ちきれません!
-
モニター
暗黒の戦士の中でも至極まともなアーロンと、天使のオリヴィアとの物語。とにかく登場人物が多く、何度も人物紹介ページを見返しながら読みました(笑)。パラノーマルは何度か読んでいますが、ここまで壮大な世界は経験ありません。登場人物たちの思惑がどうなるのか、ロマンス以外にも楽しめる要素が多々ありました。肝心のロマンスですが、ヒーローは私的には優等生過ぎて、ちょっと物足りなかったのですが、レギオンとのからみもあり、また堕天使になっても前向きなオリヴィアが読んでいて気持ち良かったです。話の流れも複雑な事情が交錯しますが、最後には綺麗に収まる辺り、作者の力量を感じました。個人的にはトリンのロマンスが楽しみです♪♪ いつ頃かな?
-
モニター
少しの間でも傍にいたくてすべてを捨てて天国から落とされ堕天使になったオリヴィア。自分を犠牲にしても他人を大切にする、そんなアーロンに惹かれて自分も愛して大切にしてもらいたくてアーロンを誘惑する。なんだかんだ言いながらオリヴィアにメロメロなアーロンと怒りの魔物がとっても可愛いです! 後半のオリヴィアとレギオンはとても切なかったです。でもさすがジーナ・ショウォルター先生! ますます今後も楽しくなりそうな展開です。
-
モニター
待ちに待っていたアーロン登場! シリーズの回を重ねるたびに硬派で実直なアーロンに何度惚れ惚れしたことか! 読みどころとも言えるぐらいアーロンとレギオンの関係が好きだったので、はっきり言ってヒロインとの恋愛よりレギオンがどうなるのかハラハラしっぱなしでした。 あのレギオンも中身は恋する乙女ということですね。
-
モニター
待望のアーロン編です。シリーズを通して思うのですが、サブタイトルが「究極の選択!?」なんじゃないかと思うくらいにとてもつらい決断を迫られます。そして、今回アーロンが迫られる究極の選択は「二つの愛」です。二つの愛に引き裂かれ最後にアーロンが出した結論には涙が出ました。今回はサイドストーリーも盛りだくさん。最後はちょっと強引?な感じもしましたが意外な人たちの登場もあり次回作にも期待が高まります。是非シリーズを通して読んでほしいです。
-
モニター
上下巻となり、シリーズ中一番の長編の第五弾は怒りの番人アーロンが主役。呪いをかけられ、長い間苦しみの中で生きている戦士たちが、憂いを秘めつつも強く呪いに立ち向かう姿はどんな女性でもたちまち魅了されてしまいます。このシリーズの読みどころはヒロインたち! 戦士たちを体当たりで愛し抜く彼女たちの魅力ははかり知れません。今回もアーロンを愛する二人の女性が登場します。そして戦士たちを巡る息をつかせぬ展開! 目を離せません。
-
モニター
<オリンポスの咎人>シリーズは登場人物が多いので、読む度に戦士たち以外の人物相関図をおさらいしています。(巻頭に載せていただいているのは大変有難いです!)他の作品では律儀な堅物の印象があったヒーローでしたが、この作品ではヒロインへの想いや心の葛藤が描かれていたので良かったです。ヒロインの一途な愛にもグッときました。ロマンティックなシーンもとても素敵でした。レギオンがちょっと可哀相でしたが。
-
モニター
アーロンがこんなにもやさしい戦士だったなんて…。感動です。このシリーズはどんどんおもしろくなって、世界観もどんどん広がって、しかも伏線張られまくりだし…。続刊が待ち遠しいです。天使のオリヴィアかわいかったです。でもレギオンはどうしても好きになれなかったです。子供の悪魔だったらよかったのに…。でもレギオンの存在も今後意味のあるものになるんでしょうね…。
-
登場人物が多くなり、話もどんどん複雑になっていくので、冒頭の登場人物紹介と関係図を見ながら読み進めました。わかりやすくまとめてくださっていて良かったです。今回の主役アーロンは、想像していたよりもずっと硬派で真面目。オリヴィアの無垢な誘惑を制止しようとする自制心の強さと心の葛藤が、読んでいるこちらには、本当に胸キュンでした。シリーズとしては新たな登場人物や謎も出たり、いろいろな予想ができ、これからの展開が楽しみです。次回活躍するのは誰なのでしょう?
NYタイムズベストセラー作家。ロマンス小説好きが高じて、自ら書きはじめる。独自の世界観やユーモア、セクシーな作風が絶大な支持を得て、パラノーマル・ロマンスを始め、コンテンポラリー・ロマンスやヤング・アダルトの分野で活躍。現在も続く〈オリンポスの咎人〉シリーズは新作が刊行されるたびに全米のベストセラーリストを賑わせている。