mirabooks
イブは複雑な気持ちでコルディナ公国を訪れた。長年懇意にしている王家の中で唯一うちとけられないアレクサンダー皇太子に、慈善事業への協力を要請されたのだ。初めて会ったのは7年前の舞踏会。おとぎ話の王子様そのものの彼に心奪われ、一緒に踊れたらと願ったが、庶民の彼女はついぞ相手にされなかった。いま、相変わらず冷たい態度のアレクサンダーを前に、イブは仕事と割り切る決意を固めた。ところが王室を狙う爆破事件により犠牲者が出ると、やりきれない思いを抑え込んだ様子の彼から、そばにいてほしいと告げられ……。
-
- 頁数
- 288頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2011年05月15日
-
- 著者
- ノーラ・ロバーツ
-
- 訳者
- 木色佳名
-
- 定価
- 817円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送
予定日 - 2011年05月07日(予定)
- 発送
-
- ISBN
- 978-4-596-91457-6
-
- 書籍番号
- MRB-457 (初版N-352)
-
- ミニ
シリーズ - 愛の国コルディナ
- ミニ
-
モニター
好きな作家さんですが、初めて読むシリーズです。ヒロインは自立してますが、とても素直でかわいいので読んでいて微笑ましかったです。ヒーローはヒーローたるにありがちな傲慢さももちろん持っていますが、愛情をしっかり表現できる人でした。シリーズの2作目で、この1冊でも楽しめますが、わたしは読後1作目を購入しました。シリーズ通して読んでみたい本です。
-
モニター
コルディナ公国皇太子アレクサンダーと劇団主宰者イブの話。王室を狙う事件に巻き込まれ大変な思いをするイブですが、心身ともにとても強くしっかりした女性です。アレクサンダーは皇太子という立場上、常に自制心を持ってイブに接します。二人の強さのバランスがとても良かったです。
-
モニター
私の大好きな作家ノーラ・ロバーツの本が送られてきました。嬉しくて何もかもそっちのけで本に釘付け。表紙がコミック調だったので内容がどうかな?と心配しましたがさすがはノーラ・ロバーツ。内容がしっかりしていて、ロマンスあり、笑いあり、スリルありと期待を裏切らない楽しい本に仕上がっていました。思わずお話に引きこまれ一気読みしてしまいました。ノーラが初めての皆さんでも楽しめるお勧め本です。
-
モニター
独立した現代女性と、厳格な皇太子の物語です。お互いの責任と立場を忘れることなく、それでも断ち切れない思いに悩む二人の姿が切ない大人の恋愛。冷静に見えても、どうしても消えないイブへの気持ちを抱えるアレックス。疎まれていると勘違いをしていたイブ。思い合っていると気付いた後も、簡単に踏み出せない背景に胸が詰まりました。ヒーローはかなりクールですが、その分ヒロインを案じる姿、ヒロインを前にして緊張する姿がとてもよかったです。勇気があって勝気なヒロインも可愛かったです。
-
モニター
イブとアレクサンダーの7年越しのもどかしい恋が成就する様が繊細に描かれていて、とても読み応えがありました。途中では何故そんな勘違いを?というすれ違いもあり、また事件が絡むなど複雑になっていく中、二人の関係が深まっていく様が良かったです。他の登場人物達の作品もあれば、是非読んでみたいと思えるような作品で、面白かったです。
-
モニター
やはり、ノーラ・ロバーツ! シリーズ2作目ではありますが前作を読んでいなくても安心して読めました。ちょっとお堅くてスマートな皇太子殿下と、姉である王女の親友の妹イブのお話。些細な誤解から何年もお互いに距離をおいていたのに…。二人の心の流れが丁寧に描かれていてとても読みやすかったです。ユーモアを交えて二人がぶつかり合う場面も楽しめました。
-
モニター
演劇という仕事に誇りを持つヒロインですが、7年前の恋が忘れられずにいます。一方ヒーローも初めてヒロインに会った時に一目惚れし、再会を喜んでいるはずが、立場上感情を上手く伝える事ができません。中盤二人の思いは通じ合うものの、素直になれない二人。もどかしさを感じながらも、応援したくなるストーリーでした。シリーズを通して事件が解決していくようなので、4部作すべて読んでみたいです。
-
モニター
脅迫犯が誰なのかドキドキしながらページをめくりました。ヒーローとヒロインお互いの気持ちが通じ合うラストシーンがとても素敵でした。弟の話も早く読みたくなりました。
メリーランド州に育ち、1981年『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆を続ける。98年『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降の作品はすべてランクイン。J・D・ロブ名義で書いたものも含め、160作以上のベストセラーを世に送り、総発行部数は4億部を超える。