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ここはどこ? 私はだれ? 何者かに誘拐され命からがら逃げ帰った王女ガブリエラは、ショックのあまりすべての記憶を失った。その事実が知れ渡れば国民が動揺するのは必至だ。娘の身を案じた父公は、アメリカの由緒ある一族出身のリーブに護衛を頼む。しかも、カムフラージュのためにふたりを婚約させるという。ガブリエラは愚かしい計画に猛反発した。他人も同然の男性と婚約劇を演じるだなんて! 月明かりの下でワルツを踊る彼に胸を焦がした16歳の記憶も消えたいま、皮肉にも、王女はみずからの運命を呪うのだった……。
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- 頁数
- 288頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2011年04月15日
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- 著者
- ノーラ・ロバーツ
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- 訳者
- 三谷ゆか
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- 定価
- 817円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2011年04月06日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91454-5
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- 書籍番号
- MRB-454 (初版N-348)
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- ミニ
シリーズ - 愛の国コルディナ
- ミニ
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モニター
ハラハラ、ドキドキ! どうして気づかないの? あっという間に物語に引き込まれていきました。ロマンチックで夢の中にいるようでした。
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モニター
ブリィは誰を信じればいいのかわからない不安の中、無意識のうちにリーブを信じたんだと思います。リーブも9年前の忘れられない思いを抱きつつブリィの苦悩をなんとかしてあげたい気持ちでやさしく見守ってくれます。ブリィがリーブを必要としなくなる時がくるかもしれないのにそれでも手をさしのべられるなんて素敵です。怖い思いをしたけど愛する人と幸せになれてよかった。
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モニター
記憶を失っているガブリエラ。家族すらも信用できない状態で少しずつリーブを信用していき家族とも普通に接することができるようになっていくのも、ガブリエラとリーブの恋愛以外で読んでて良かったです。リーブに思われているガブリエラがうらやましい。
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モニター
すっかり自分がプリンセスになった気分です。冒頭からストーリーに引き込まれました。日本語の訳もなめらかですね。ノーラ・ロバーツの4部作ということで、次も楽しみです。何よりも心あたたまるエンディングがうれしいです。表紙のイラストはもっと若い人向けかなとも感じますが、大人の読書にも十分以上にたえられます!
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モニター
誘拐され記憶喪失になったヒロイン王女さまを守るために雇われたヒーロー。ヒーローには昔16歳の頃にヒロインは出会って恋心を抱いたのですが記憶を失っているので気づかないのですが…ヒロインを守るために婚約者を装い、ヒロインは記憶を取り戻す手段としてヒーローを求め、ヒーローはヒロインを守るためにずっと側にいて、だんだんお互いに惹かれあっていく。記憶を思い出すのではなく新しい関係を作っていくなかで愛を芽生えさせていきます。読んでいてドキドキしました。
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モニター
記憶を失った不安やいら立ち、苦悩を抱えながらも、本来の自分を取り戻したいと願う王女ガブリエラの芯の強さが印象的でした。また、ボディガードとして、偽りの婚約者としての役目を引き受け、ガブリエラを見守り、記憶の回復に手を貸すリーブが、彼女への想いをつのらせていく姿も、人間味があってよかったです。2人のロマンスの行方はもちろん、誘拐事件にまつわるサスペンスタッチの部分も楽しめる一冊でした。
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モニター
純白のドレス姿のプリンセスのカバー、そして「わたしはなぜ皆から愛されているのかしら」という帯にかかれたメッセージから、ロイヤルロマンスファンには、たまらないです。ヒロインのお姫さまぶりは、あこがれ。もちろんヒーローは、ナイト!! わたしもナイトに守ってほしい! 最初は、切ない雰囲気ですが、だんだんお互いに自分の気持ちに気付いてゆく王道です。ドキドキハラハラのロマンス。そして、ロイヤルなので豪華!! とても幸せな気持ちにさせてもらいました。もちろんハッピエンドですよ!
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モニター
ただの記憶喪失モノだと思って読み始めましたが、いい意味で裏切られました。魅惑的な主人公と、魅惑的なヒーロー。だんだんと物語の世界に引き込まれていきました。おススメの一冊です。
メリーランド州に育ち、1981年『アデリアはいま』でデビュー。以来、天性のストーリーテラーとして精力的に執筆を続ける。98年『マクレガーの花婿たち』で初めてNYタイムズのベストセラーリスト第1位に輝き、翌99年以降の作品はすべてランクイン。J・D・ロブ名義で書いたものも含め、160作以上のベストセラーを世に送り、総発行部数は4億部を超える。