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無秩序の女神アニヤには秘密がある。堕落した母親と魅惑的な容姿を持つ故にふしだらな女と決めつけられているが、呪いのせいで愛を交わすことができないのだ。“死”の魔物を宿す戦士ルシアンに恋い焦がれているものの、決して結ばれることはない。だが募る思いを抑えきれず、ある夜アニヤは彼を訪ねた。周囲の男たちが眺め回してくるなか、ルシアンだけは見向きもしない。ところがアニヤが意を決して挑発すると、冷静な仮面が外れ、彼女を黙らせるかのように唇を奪ってきた。情熱にのみこまれ、彼女は気づいた。呪いの真の意味を。
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- 頁数
- 544頁
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- 発行日
- 2011年02月15日
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- 著者
- ジーナ・ショウォルター
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- 訳者
- 佐野晶
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- 定価
- 985円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2011年02月04日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91446-0
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- 書籍番号
- MRB-446
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- ミニ
シリーズ - オリンポスの咎人
- ミニ
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モニター
長編作品ですが、展開が速いので、飽きずに最後まで一気に読破できます。笑えて、泣けて、ヒロイン・アニヤの行動に一喜一憂。この一冊でも面白かったですが、他の作品、結末がとても気になるシリーズものです。
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モニター
本格的なパラノーマル・ロマンス作品は初めて読んだのですが、普通のラブロマンスにはない魅力を感じ、ぐいぐいと世界に引き込まれました。地獄も天国も世界のすべてが舞台。壮大なスケールで読みごたえはたっぷりです。無秩序の女神アニヤは気高く美しくそして強くてかっこいい。ヒーローである死の魔物を宿す戦士ルシアンがものすごくかっこいいのでおすすめです!
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モニター
混沌の女神と死の番人の二人の恋。けれど、ルシアンのつらい思い込みでなかなか上手くゆきません。彼らの敵や、大勢の仲間の活動もひっくるめて、物語はスピードを上げて転がっていきます。その先に破滅があるのか、それとも…。罪の番人達が、とても魅力的で、一人として見逃せません。一連のシリーズをTVドラマか映画で是非見てみたいと思うのは私だけでしょうか。
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モニター
前作がこちらのレビューでとても評判がよかったので期待していました。期待以上に面白くあっという間に読んでしまいました。ヒロインは、ヒーローの気を引こうと一途に行動するひたむきさと、嘘を言ったり盗みを働くという面を合わせ持つ、魅力的な女神です。ヒーローを求めるヒロインに初めはとまどいつつも惹かれていくヒーロー。残酷な運命に翻弄される二人のロマンスの行方から、最後まで目が離せませんでした。
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モニター
とにかくヒーローへの一直線な熱い想いでいっぱいのヒロインと、自身も惹かれる気持ちをもちながら身動きできないヒーロー。前に進めないやり取りが読みどころでした。1作目のラストで重要な役割を担ったヒロインでしたが今作では普通の恋する女の子でもあり、強い心を持った大人の女性でもあり、ヒーローが惹かれていくのにも頷けます。周りでは他の戦士たちにも動きがあり、3作目への序章のようなシーンもありで今から続きが待ち遠しいです!
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モニター
シリーズ1冊目を読んだ時から一番気になっていた「死」の番人ルシアンが主役という事で楽しみにしていましたが、予想以上に面白かったです。前作の謎だったパンドラの箱へと繋がる聖遺物探しも加わり、冒険小説を読んでいるかのようなワクワク感。何よりルシアンの意外な素顔と、アニヤのキュートさが暗くなりがちな展開を素敵なものにしてくれました。早く3作目が読みたい!!
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モニター
薔薇の香りを漂わせる死の番人ルシアンと、甘い苺クリームの香りのする女神アニヤの物語。とにかくアニヤがキュート。女神が庶民的なあのお菓子を好きなのもいいけど、いちずにルシアンを想う姿もかわいい。一方のルシアンは、過去のトラウマがあるとはいえ、魅かれているのに突き放し、その上アニヤの命を……。まったく!! スピード感たっぷりの展開はワクワクすること間違い無し。
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モニター
傷だらけのヒーローに恋をする一途なヒロイン。呪いをかけられていますが、前向きで積極的なヒロインの行動や言動に笑みがこぼれました。ただヒロインの出生や過去の場面は、胸が痛くなるくらい切なかったです。お互い惹かれあっているのに、置かれている状況は過酷です。どうなるの?と思いながら、ラストまで一気に読みました。他の戦士も登場し、ストーリーを盛り上げています。続編もぜひ読みたいです。
NYタイムズベストセラー作家。ロマンス小説好きが高じて、自ら書きはじめる。独自の世界観やユーモア、セクシーな作風が絶大な支持を得て、パラノーマル・ロマンスを始め、コンテンポラリー・ロマンスやヤング・アダルトの分野で活躍。現在も続く〈オリンポスの咎人〉シリーズは新作が刊行されるたびに全米のベストセラーリストを賑わせている。