ネブラスカ大学を卒業後、TVレポーターとして華々しい成功を収めたのち、1995年に作家デビューを果たす。これまでに20作以上のヒストリカル・ロマンスを世に送りだし、そのたびに各紙ベストセラーリストの上位に登場している。夫はTV局の元同僚で、彼の名前は作品中の亡夫役としてしばしば使用されているという。ネブラスカ州オマハ在住。

本作もおおいに笑わせてもらえます!大人の恋の駆け引きとユーモアたっぷりの会話が魅力のヴィクトリア・アレクサンダー、〈独身貴族同盟〉シリーズ第2弾。「結婚はいつかするけど、今は遊ぶのが楽しいからまだしたくない」どこかで聞いたことがあるような台詞を吐くのは、今作のヒーロー、ナイジェル。ハンサムで裕福で子爵跡継ぎで、仕事は父親におまかせ。悠々自適の彼はそう言い放つわけです。そんな大人になりきれていない(?)ヒーローの前に、突然魅力あふれる“未婚”令嬢が現れたらどうするのか?彼は全速力で逃げ出します。ナイジェルの悪あがきを、どうぞ楽しんでご覧ください。