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アシュリンはその場所で過去に交わされた声が聞こえるという制御できない力に悩まされ、幼い頃から喧騒の中で孤独に生きてきた。そんなあるとき、訪れたブダペストで不思議な噂を耳にする――森の奥深くに人知を超えた力を持つ男たちが住んでいる、と。忌まわしい力から逃れるため、藁にもすがる思いで夜の森に入ると、紫色の瞳の屈強な男が目の前に現れ、今すぐ立ち去れと脅してきた。だが無慈悲なまなざしのその男といると、声なき声が静まり返っている。アシュリンは喜びに我を忘れ、謎の男に懇願して自ら囚われの身となった。
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- 頁数
- 528頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2011年01月15日
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- 著者
- ジーナ・ショウォルター
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- 訳者
- 村井愛
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- 定価
- 985円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2011年01月06日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91443-9
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- 書籍番号
- MRB-443
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- ミニ
シリーズ - オリンポスの咎人
- ミニ
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モニター
マドックスもアシュリンもまるで映画を観てる様で、想像しながら読んでる自分がいました。激しい感情と熱情の渦に忘れかけていた昔を思い出させてくれました。ホルモン値が一気に跳ね上がりそうな位です。エロティックな部分で官能的な表現が日本の小説とは違ってドロドロとしてない美しい愛の形に描かれているのは流石だな…と思います。年齢関係なしにうっとりと愛の世界に浸れる本でした。
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モニター
初めてのパラノーマル作品でした。初めのうちは設定が飲み込めずに戸惑いましたが、すぐにハマってしまい、最後までイッキ読みでした。いままで敬遠していたけど、パラノーマルがこんなに興奮するとは! シリーズ全巻追跡します。ヒロインがヒーローのためにとった行動は、涙なしには読めません。感涙必至です。
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モニター
ヒーローに科せられた呪いは過酷です。不死の身ならばなおさらです。そしてヒロインは一つの能力を持っています。それゆえ孤独な心を抱えています。その2人が惹かれあい互いに守りたいと思う心はすごい。ぐんぐん物語に引き込まれていきました。
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モニター
特殊な舞台設定や多様な登場人物に馴染めず、最初はストーリが頭に入ってきませんでした。残虐なシーンにも戸惑いました。しかし中盤あたりまで来ると、物語にどんどん引き込まれていきました。マドックスの信じられないほどの優しさにうっとりし、アシュリンの迷いとひたむきな想いに共感します。あまりにも孤独で愛に飢えていた二人の未来は? 最後までハラハラドキドキが続きました。
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モニター
ヒーローで戦士のマドックスは、セクシーで、美しく、荒々しい! しかし、悪魔をその身に封じ込められ、苦難を共にする仲間と想像を絶する苦しみの中、森の中で何千年も生き続けています。そんな中、特殊能力を持つが故に孤独に苦しむヒロインが森を訪ね、二人は出会います。凄惨な流血シーンが何度もありますが、二人がお互いを思い共鳴しあう心がまっすぐでひたむきで、読後感は爽快でした。ほかのキャラも素敵で気になります。続編が楽しみです。
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モニター
ギリシャ神話はあまりなじみがなかったので、初めは不安でしたが、読み進めるにつれてだんだん独自の世界に引き込まれました。呪いを内に秘めるヒーローと、特殊能力を持つヒロインは、ともに苦しんでいます。特に、ラストの場面でのヒロインの行動にはとても驚きました。ヒーローを愛するが故に決断したヒロインの心情を考えると涙が出ました。二人が出会うことで、お互いの心の平安と拠り所を与えられたような気がします。神々の争いやパンドラの箱の行方など、スケールの大きい話が展開していきます。他の登場人物もとても魅惑的で、次回作も楽しみです。
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モニター
ヴァンパイア等の作品はありましたが、ギリシャ神話を持ってくるなんて着眼点が新鮮で、一気に読みたい作品でした。自分の犯した罪を毎日毎日罰せられる戦士を解放するヒロインも自分の能力に悩まされてきたからこそ、試練に立ち向かえる強さがあり、作品に引き込まれていきました。シリーズ全作を読みたくなりました。
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モニター
ギリシャ神話のパンドラの箱をベースにしたお話ですが、ギリシャ神話になじみがなくても楽しめる作品です。ヒーローのマドックスだけでなく他の戦士たちも気になる存在で、あっと言う間に読み終えてしまいました。一話読みきりですが、是非シリーズで読んでみたい本です。
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モニター
初めてのMIRA文庫でちょっとページ数が多いかなと思ったのですが、次はどうなるんだろうとスルスルと読み終えてしまいました。おまけのような登場人物の対談は、本人の性格をあらわしているようでクスッと笑ってしまいました。
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モニター
面白かった!! これは自信を持って人に勧められます。ヒロインの心の強さに脱帽です。早く続きを読みたくなりました。
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モニター
今までのMIRA文庫になかった新しい面白さが詰めこまれた作品だと思いました。いうなれば、美味しいところの詰め合わせといった感じで。びっしり書かれている文字に戸惑いつつも、世界観にぐいぐいと引き込まれていき、時間を忘れて読みふけってしまいました。一気に読める面白さです。展開もテンポよく、ヒーローもカッコいい。自分の思わぬ力に戸惑いつつも、懸命に動くヒロインにも心動かされます。続きも是非読みたいです。
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モニター
今までのMIRAにはなかった、パラノーマルの作品。ヒーローに科せられた呪いは、不死身の身だけにとても過酷です。読み進めていくうちにどんどん引き込まれました。次の作品も早く読みたいと思える一冊です。
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美雪
愛蔵版(コミックス)を読み、原作が気になったので手にとってみました。コミックスではカットされていたシーンもあり、両方読んでよかったと思います(コミックスも充分面白かったですよ!)。
パラノーマル全盛の北米で、セクシーなヒーローとホットな作風が絶大な支持を得ているジーナ・ショウォルターがついに日本初登場です! 著者の代表作とも言える〈オリンポスの咎人(とがびと)〉シリーズの主役は、ヴァンパイアでも人狼でもなく、神に仕える不死身の戦士たち。数千年前、彼らはパンドラの箱を開けて世に諸悪を解き放ってしまったために神の怒りを買い、それぞれの心に悪――暴力、死、苦痛、怒り、淫欲、病を閉じこめる罰を与えられます。以来、呪われた戦士は絶えず内なる魔物と闘いつづけていて……。そんな彼らが落ちる恋には、もちろん魔物も深くかかわってきます。“暴力”を宿すマドックスはどんな恋をするのでしょうか? 圧倒的な世界観と魅力あふれる戦士たちをご堪能ください(ちなみに著者のお気に入りは“征服”の番人のストライダーだそうです)。