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故郷を離れて街で孤独に暮らすクリスティのもとに、ある日、差し出し人不明の薔薇の花と手紙が届いた。まったく心当たりがなく、気味の悪さすら覚える。その後も、見えない相手の行動はしだいにエスカレートしていき、眠れぬ夜が続いた。たまらず警察に通報するが、駆けつけた刑事を見て思わず息をのんだ。そこには、彼女が初めて恋に落ちて破れたスコットの精悍な姿があった……。運命的な再会劇から始まる『危険な薔薇』と、悪の魔手から逃れようともがくふたりの絆を描いた『溺れた人魚』、ロマンティック・サスペンス2編を収録!
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- 頁数
- 336頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2010年12月15日
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- 定価
- 838円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2010年12月04日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91441-5
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- 書籍番号
- MRB-441
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モニター
シャロン・サラの作品が2編も収録されています。やっぱり彼女の作品の良さは、読者を魅了するところですね! 彼女の作品は全て読んでいますが、何度読み返してもおもしろいです!!
『危険な薔薇』『溺れた人魚』のどちらもおもしろいですが、個人的には『危険な薔薇』のストーカー事件の真相が強く心に残っています。孤独感や愛情、忍び寄る黒い影…彼女の作品はただのロマンスではなく、思いがけない事件やスリルがあり、読者を魅了し続けて離さない、そんな力があります。彼女の本を手に取ったことのない方、ぜひ読んでみてください! -
モニター
「危険な薔薇」は、日本でも増えてきたストーカー被害が題材。ヒロインが警察に連絡をして、やって来た警察官がなんと昔の恋人。さて、そこから恋の再燃とストーカーとの戦いが始まります。
「溺れた人魚」は、日本でもあるのか知りませんが、覆面捜査で潜入したヒロインがなんと…。無事逃げ切って、裁判に間に合うのか、最後まで目が離せないです。是非読んでみてください。 -
モニター
癒しの作家シャロン・サラです。とても癒されました。二つの物語がありますが両方共にヒーローは心優しくて甘甘さんで、ヒロインは強く逞しい女性です。ヒロインがピンチの時はヒーローが必ず助けにきてくれる王道ですが、とても安心して読めます。理想のロマンス本ではないでしょうか。お勧めです。個人的には作者の前書きが心に一番残っています。
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モニター
「危険な薔薇」では次々に襲いかかる災難に必死に立ち向かうクリスティと彼女を守ろうとするスコット。互いを想う気持ちの揺れやロマンスがあり、クライマックスでのビックリな展開もあり、とても良かったです。
「溺れた人魚」の方もケリーとクインの逃亡劇にハラハラドキドキ~ワクワクと興奮しつつ夢中で読みました。二つともとてもステキで幸せな気持ちにしてもらいました。シャロン・サラ大好きです! -
モニター
2作品ともシャロンらしい作品で、傷つき追いつめられていくヒロインを守りたいと考え行動するヒーローがとても良かったです。ストーリーにグイグイと引き込まれ一気に読んでしまいました。個人的にはページ数がいつもよりも少なめで、ストーリーがすぐに終わってしまったのが物足りなかったですが、とても面白かったです。
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モニター
本を開いた途端、『ストーカー』という文字が目に飛び込んだ瞬間から、本から一時も目が離せず夢中で読みました。一人淋しく暮らすクリスティのもとに差出人不明の花や手紙が届くようになる。どんどんエスカレートしていく相手の行動にたまらず警察へ通報。駆けつけた刑事は初恋の人スコットだった。彼との犯人探し。最後までスリル満点でとても面白い本でした。
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モニター
1冊に2作の収録。とてもお得な感じがします。それだけでなく、内容も素晴らしい! 「危険な薔薇」「溺れた人魚」とも、どちらも違った意味での強さを持った女性達が出てきます。個人的に強い女性が大好きなので、ヒーロー達が霞んでしまう位の存在感にとてもひきつけられました!
最近急増してきたストーカー被害にあったら…? もし、自分が逃亡しなければならなかったら? それぞれの立場に共感して、ハラハラドキドキしながら読めますよ。もちろんヒーローがいてこそ立ち向かえるんですけど(笑)。
オクラホマ生まれ。存在感のあるキャラクターと刺激的なプロットを得意とし、各紙ベストセラーリストの常連。実生活で様々な葛藤を経験した彼女の作品は、エンターテイメント性の高いサスペンスの中にも人間への深い愛情が込められている。作品で人を癒すことが最大の喜びと語る。ダイナ・マコール名義でも多くの作品を著し、ひと味違った作風でファンを増やしている。