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公爵令嬢カリーは結婚を望んでいるが、言い寄ってくるのは家名や持参金目当ての男性ばかり。自分自身を愛してくれる人はいないのかと嘆いていたとき、仮面舞踏会で見知らぬ男からダンスに誘われる。仮面越しにもかかわらず、たちまち惹かれ合った二人は、テラスの陰で素顔を明かして名乗り合う。ブロムウェル伯爵はカリーの美しさに目を奪われているようだ。ところがそこへ兄が現れ、彼女の言い分も聞かずにブロムウェルを罵った。彼に会うことを禁じられて激怒したカリーは、縁結びの達人フランチェスカのもとへ駆け込み……。
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- 頁数
- 432頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2010年12月15日
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- 著者
- キャンディス・キャンプ
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- 訳者
- 佐野晶
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- 定価
- 933円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2010年12月04日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91440-8
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- 書籍番号
- MRB-440
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- ミニ
シリーズ - 伯爵夫人の縁結び
- ミニ
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モニター
ヒロインは仮面舞踏会で会ったヒーローと愛を深めていきますが、過去にあった嘘に振り回され愛を諦めかけます。そんな二人が愛を取り戻していく素敵なお話です。別にもう一つラブストーリーが隠れているのですが、それは読んでからのお楽しみです。
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モニター
交際を禁じられ、乙女の純情で突っ走る令嬢カリーと、仇敵であるヒロイン兄への嫌がらせで彼女に近づいたものの、いつしかどっぷりハマっているヒーロー。領地では仕事三昧で、根は生真面目な彼のことは安心して読めるのですが、ヒロインを陥れるべく、数々の卑劣な罠を仕掛けるヒーロー姉は本当に嫌な女。若いカップルの素直な恋と、少しずつ明らかになっていくフランチェスカと公爵の訳ありな関係、二倍楽しめる作品でした。
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モニター
好きな作家のシリーズ3作目。シリーズ物ならではの魅力ですが、前作の2人が登場していて、仲睦まじい様子につい頬が緩みます。今回のヒロイン カリーは、しっかりしているようで、どこか放って置けない可愛い女性。ヒーロー ブロムは男らしく好ましく感じました。カリーが好きなのに、ある事情の為に素直に認められない。もどかしいです。しかし怒涛のラストには胸が熱くなります。そして次回作への期待感。間違いなく次作も読みます。
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モニター
今回のヒロイン、カリーの兄は公爵、もちろん何不自由なく育っています…。ここから想像するヒロイン像は? 「わがまま」? 「傲慢」? 等だと思いましたが、予想に反して気さくでかわいらしいヒロインです。もちろん少し大胆な所も持ち合わせてますが。1・2巻共に素敵な縁結びをしたフランチェスカがこの巻でも若い2人を結び付ける手伝いをします。そして気になって仕方がなかった、あの人との関係も見えてきて…この作品が初めての人でも楽しめますが読み終わったらきっと、全作読みたくなるような魅力ある作品です。
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モニター
仮面舞踏会で出会ったカリーとブロム。お互いに惹かれあうのですが、カリーの兄とブロムの間には長年の因縁があり…。因縁に邪魔されつつも、二人の間には熱い感情が。さて、この恋はどうなっていくのか??? 初めて伯爵夫人の縁結びシリーズを読みましたが、前作も、そして次作も読みたくなりました!
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モニター
仮面舞踏会で出会った二人は互いにすぐに惹かれあいます。しかしお互いの身元が分かったとたんヒロインの兄である公爵はヒーローに近づかないよう命じます。公爵とヒーローの間は過去のいきさつから敵対関係にあり、ヒーローは復讐のためヒロインに近づいていたのです。しかし彼女に惹かれる気持ちが強く、傷つけたくないと思い葛藤します。ヒロインも、愛している二人の男が敵対する関係に悩み苦しみます。
二人の心情を思うととても切なくて、どきどきしながら読みました。
縁結び役の伯爵夫人と公爵との過去のいきさつもだんだんと明らかになっていき、そちらの方も気になる作品でした。次作も早く読みたい気持ちでいっぱいです。 -
モニター
ヒロインは公爵の妹。ヒーローは公爵と過去に因縁を持つ伯爵。仮面舞踏会で出会った2人にいきなりの試練。嘘をついているのは誰なのか。愛は憎しみに勝てるのか。ヒロインもいいけど、彼女を助ける友人(某伯爵未亡人)がとってもキュート。
新聞記者の一家に育ち、10歳のころから小説を書き始める。クリスティン・ジェイムズのペンネームも持ち、現代小説と歴史小説の両方を手がける人気作家として活躍中。欲望と陰謀の渦巻く19世紀のイギリスを舞台にした、ちゃめっけあふれる楽しい作品で知られているが、実はアメリカ出身で、生粋のテキサス人である。