デビュー作で全米ロマンス作家協会からベスト・ウエスタン・ロマンス賞を授与されたのを皮切りに、その後も数々の栄誉ある賞に輝く。実力に人気も伴い、NYタイムズやUSAトゥデイのベストセラーリストの常連となっている。これまでに40作以上の作品を描き、現在は執筆活動と趣味の乗馬が生きがいだと語る。

あのリサ・クレイパスも、“ブレンダ・ジョイス作品の持つ、情熱と力強さは天井知らず!”と絶賛する著者の代表的シリーズ、〈ド・ウォーレン一族の系譜〉の第4弾。本作は、前3作を通じて登場したド・ウォーレン家の次男レックスと、第1話でレックスの兄ティレルの婚約者として登場した子爵令嬢ブランシュの物語です。このキャスティングは、数多くのファンと北米編集部からの熱烈なリクエストにより実現したもの。過去につらい経験をして心に傷を抱えた二人はお互いに相通ずるものを感じ、長年、密かに意識し合っていましたが、きっかけがないまま8年もの時が過ぎてしまいました。そんなある日、ブランシュの親友の画策により、ロンドンから遠く離れたランズ・エンドの地で二人は再会を果たし、ぎこちないながらも水入らずの時を過ごしますが……。繊細な愛に思わず涙を誘われる、メロドラマも顔負けのドラマティックなリージェンシー・ロマンスです。