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「きみには予知能力があるようだな」カジノ・ホテルの経営者はオフィスに連行されたローナに言った。ローナは数字を先読みできる生来の能力を使い、カジノを渡り歩いて生活費を稼ぐ身の上だった。不正を働いてはいないが、今回は儲けすぎたかもしれない。それにしてもダンテというこの男は、いったいどういう人物なのだろう。即座に彼女の能力を見抜き、得体の知れないパワーで心の内を探ってくる。ローナは逃げ出したい思いに駆られながら必死に心をガードした。彼が卓越した超能力を持つレイントリー一族の長だとも知らずに。
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- 頁数
- 288頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2010年01月15日
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- 著者
- リンダ・ハワード
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- 訳者
- 氏家真智子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-91400-2
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- 書籍番号
- MRB-400 (初版HTP-26)
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モニター
卓越した超能力をもつレイントリー一族の長ダンテの世界にむりやり巻き込まれてしまう予知能力をもつ魅力的なヒロイン「ローナ」。ふたりの恋のかけひきと、レイントリー一族に復讐の刃をむける謎の集団との息詰まるような場面展開に思わずひきこまれました。三部作すべてを読みたくなりました。
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モニター
スリリングな出会い、状況、展開だけでも緊張度が高いのに、そのなかで二人が少しずつ寄り添っていくその過程がまた、ドキドキします。ヒーローは自分の能力もその制御方法も知っているけれど、ヒロインはまだ無防備な磨く前の原石状態。だから彼女は抵抗する(それも可愛い!)。でも、それをやさしく解きほぐし、磨こうとするヒーローの大きさがあるので、ストーリー全体が温かい感じです。第2部、第3部も楽しみです。
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モニター
ヒーローがとてもかっこよくて魅力的でした!! 3部作ということなので、次作を見るのが待ち切れません!! 超能力を持つ一家の活躍ぶりがとても楽しいです。
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モニター
サイキックの能力を持つ一族の長ダンテと、同じ様にサイキックの能力を持つローナがある事をきっかけに出会った。様々な事件が発生する中、特殊な能力によって二人の仲も急速に深くなります。しかしすでに敵対するもう1つの一族との戦いが始まっていた! 一族の住む安息の地、そして家族が危ない! 特殊な世界の話という感じがしなく、事件や今から始まる戦いにどんどん引き込まれます! 続きが待ち遠しい!!
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モニター
前から気になっていた作品でしたが、読むほどに引き込まれました。3兄弟それぞれを違う作家が描いていて3部作のうち、情熱的なダンテはリンダ・ハワードがぴったりだと思います。私はリンダ・ハワードのファンですが、今までの作品の中で不思議な力を持つ超能力者が登場する作品は新鮮でした。次のギデオンも楽しみです。
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モニター
一気に読み終わってしまいました。そして、次巻が待ちどおしい終わり方です。さすが、女王リンダ・ハワードです。ローナはダンテと出会ったとき、いつも同様に警戒をし、心にガードを張ります。その心のガードはどうなるのか?ローナの心情が見事に描かれています。ダンテも素晴らしい男性で、私の心をさらっていきました。
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モニター
大好きなリンダ・ハワード作品だったので、一気に読み終わりました。ストーリーは、今はやり?のパラノーマル系。個人的にはマッケンジー家のような作風に心酔している私ですが、もちろん何系でもかまいません。三部作とのことで、次回の展開が気になって仕方がありません。できれば、一冊にまとめてほしかった・・・それぞれ別の作家による連続作品にはなじみが無いのですが、次回の二作目も絶対読みます。
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モニター
ヒロインのローナは特殊な能力を持つゆえに幼い頃から母親からですら疎まれ、人を信じることが出来なくなっていた。しかしダンテとの出会いにより自分が必要とされ愛し愛されることができると思えるようになっていく。その様が息つく間もない事件の連続の中で描かれ、とても惹きこまれました。
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モニター
ヒーローとヒロインの惹かれあう様子が丁寧に描かれていてよかったです。「それは犯罪でしょ!」と言いたくなるような傲慢ヒーローが、ヒロインに対する気持ちに気づいてオロオロするのも可愛いです。個人的には、ヒーローがオロオロする姿がもっと見たかったです。三部作という事で次につながる終わり方で、続きを読むのが待ちきれません!!
アラバマ州生まれ。少女のころから書くことが大好きで、自分の楽しみのために作品を書きためてきたが、1980年、30歳で作家デビューを果たした。以降、情熱的なロマンスを中心に多くの作品を発表し、アメリカをはじめ世界各国で人気は高まる一方。とくに彼女の描くヒーローは世界中の女性をとりこにしている。現在も生まれ故郷のアラバマ州に夫とともに暮らす。