mirabooks
ミモザの園
シャロン・サラ──心震わすあの名作を復刊──
今夜も夢で逢いましょう──
いつか二人が出会うまで。
生まれつき不思議な予知能力を持ち、そのせいで周囲から敬遠されてきたローレルは、都会を離れて亡き祖母が遺してくれた屋敷にひとり移り住むことに。ルイジアナの深い森に囲まれたその美しい屋敷は、地元では“ミモザの園”と呼ばれ愛されていた。ようやく自分の居場所を見つけたローレルだが、ある日そこで思いがけない出会いを果たす。目の前に、毎晩ローレルの夢に出てくる男性──存在するはずのない空想の世界の恋人が現れたのだ。呆然とするローレルに、彼も戸惑いを隠せない様子で「会いたかったよ」とささやき……。
-
- 頁数
- 472頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2018年12月15日
-
- 著者
- シャロン・サラ
-
- 訳者
- 皆川孝子
-
- 定価
- 937円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送
予定日 - 2018年12月04日(予定)
- 発送
-
- ISBN
- 978-4-596-91777-5
-
- 書籍番号
- MRB-777 (初版MRB-149)
読者レビュー
-
モニター
遠視や超能力…不思議な力をもつヒロインの世界にぐいぐい引き込まれました。ページをめくる度に運命の愛だけではなく、サスペンスや欲望と裏切りのスリル満点な展開が待っていました。ページをめくる手が止まらず一気読み。そして運命的な愛に胸が熱くなる一冊でした!
-
神無月猫
一気に読んでしまいました。最初から引きこまれる様な始まりでした。初めてこの作家さんの本を読みましたがストーリー展開も面白くて場面を想像しながら楽しめました。
-
モニター
今回のお話は、最初は自信なさげなヒロインが、周囲の温かい人たちに受け入れられ、また何があっても自分を信じてくれるヒーローに守られながら、だんだん自信を取り戻していく成長物語ですね! あんなに非の打ち所のないヒーローはいないわよ! と突っ込んでしまいますが、ヒロインがかわいらしくて共感できるし、ルイジアナの少し古風な、エキゾチックな雰囲気にぐいぐいひき込まれていきました。サスペンス色は強くはなく、事件が起こっても比較的簡単に解決してしまうので、個人的にはそういう面ではちょっと物足りなかったです。
オクラホマ生まれ。存在感のあるキャラクターと刺激的なプロットを得意とし、各紙ベストセラーリストの常連。実生活で様々な葛藤を経験した彼女の作品は、エンターテイメント性の高いサスペンスの中にも人間への深い愛情が込められている。作品で人を癒すことが最大の喜びと語る。ダイナ・マコール名義でも多くの作品を著し、ひと味違った作風でファンを増やしている。