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モアランド公爵家のアレックスはその日、双子の兄弟が営む調査所にたまたま一人でいた。そこへ、帽子を深々とかぶって顔を隠した、小柄な紳士が依頼に現れる──と思いきや、なんとその紳士は男装した、黒髪の美しきレディ。どうやら気がついたときにはいっさいの記憶をなくしていたらしく、「自分を探してほしい」という。しかし手がかりは身につけていた指輪やロケットのわずかな所持品と、そこに記されていた“サブリナ”という名前だけ。行くあてのない彼女をひとまず公爵家に連れて帰ることにしたアレックスだが……。
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- 頁数
- 480頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2018年09月15日
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- 著者
- キャンディス・キャンプ
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- 訳者
- 琴葉かいら
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- 定価
- 1,019円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2018年09月07日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91767-6
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- 書籍番号
- MRB-767
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- ミニ
シリーズ - モアランド公爵家
- ミニ
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mint
大好きなキャンディス・キャンプの新章なのでワクワクしながら読み始めました。好きなシーンはミセス・ダルハウジーの祝祭パーティーでモアランド家の女性陣が喧嘩する場面と応接間での公爵(アレックスの父)のとぼけた態度が最高です。新章が出るだけあって魅力的なキャラクターとマイウェイな公爵家の面々にヒストリカルの重苦しさはなく、とにかく面白かったです!
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モニター
ヒロインが身の危険を感じて逃げ出す冒頭からハラハラさせられる展開です。ヒーローの一途な優しさに癒やされるロマンスはもちろんのこと次第に謎が解き明かされていくワクワク感が楽しめます。推理小説が好きな方にもおすすめです。
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モニター
モアランド公爵家の新シリーズが始まると聞いて楽しみにしてました。大変面白く最後まで一気に読んでしまいました。なつかしい一族の面々も続々と登場して話を盛り上げてくれます。次作はコンスタンティンが主役でしょうか? 早くも楽しみです。
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モニター
ちょうどこのシリーズを読んでいるところです。10歳だったコンとアレックスがこんなに大きくなって帰ってくるなんて! 飽きさせることのないテンポのよいストーリーが、さすがキャンディス・キャンプだと思います。いかれたモアランド家と呼ばれたヒーロー、ヒロイン達も相変わらず楽しませてくれます。
新聞記者の一家に育ち、10歳のころから小説を書き始める。クリスティン・ジェイムズのペンネームも持ち、現代小説と歴史小説の両方を手がける人気作家として活躍中。欲望と陰謀の渦巻く19世紀のイギリスを舞台にした、ちゃめっけあふれる楽しい作品で知られているが、実はアメリカ出身で、生粋のテキサス人である。