mirabooks
光に舞うは美しき薔薇
海賊の娘を淑女に。放蕩貴族を紳士に。一途な愛は運命さえ変えて…。絶好調〈ド・ウォーレン一族の系譜〉第3弾!
海賊の娘アマンダはジャマイカ島で育ち、その自由奔放さから“野生児”と呼ばれていた。父が見せしめに処刑され悲嘆に暮れる彼女に、私掠船船長のクリフ・ド・ウォーレンが救いの手をさしのべた。英国社交界にいる生母のもとに彼女を送り届けてくれるという。粗野なアマンダが上流階級になじめるはずもなかったが、クリフは彼女を“淑女”に育て上げると宣言する。親切にしてくれる彼に、アマンダは恋心を募らせた。だが、ある夜、意を決して彼の寝室を訪れると、そこには冷たい拒絶が待っていた。「君と関係など持ちたくはない」
-
- 頁数
- 576頁 / 文庫判
-
- 発行日
- 2009年10月15日
-
- 著者
- ブレンダ・ジョイス
-
- 訳者
- 立石ゆかり
-
- 定価
- 985円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-91383-8
-
- 書籍番号
- MRB-383
-
- ミニ
シリーズ - ド・ウォーレン一族の系譜
- ミニ
読者レビュー
-
野生児のようだったヒロインが洗練されたレディに変身していくところと、ヒーローがヒロインの擁護者として距離を置こうとしながら惹かれていく様子が楽しめます。
-
モニター
今まであまり読んだことの無いタイプのヒストリカルでした。ヒロインの野生児からレディへの変身はお見事! ヒーローも完璧な紳士であろうとしながらもヒロインに惹かれてしまう葛藤にやきもきしました。またヒーローの子供ふたりの存在が良かった。
-
しんでれら
お互いに「好き」と体中で叫んでも、言葉にできないもどかしさ。キスをするような目で、アマンダを見つめるクリフ。胸の奥が苦しく、目頭が熱くなり、読んでいてとても切なくなりました。
デビュー作で全米ロマンス作家協会からベスト・ウエスタン・ロマンス賞を授与されたのを皮切りに、その後も数々の栄誉ある賞に輝く。実力に人気も伴い、NYタイムズやUSAトゥデイのベストセラーリストの常連となっている。これまでに40作以上の作品を描き、現在は執筆活動と趣味の乗馬が生きがいだと語る。