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この愛はいつか見た愛
永遠のベストセラー作家ジェイン・A・クレンツが描く、運命の恋。誰にも触れず、誰からも触れられない。彼女に出会うまでずっとそうやって生きてきた──
山間の小さな町で育ったセレニティ。町の助けとなる事業を立ち上げるべく、 敏腕コンサルタントとして名高いケイレブのもとを訪れる。容赦ない手腕で大 金を動かす彼は生きる世界も価値観もセレニティのそれとはまったく違う── それなのに、彼女は男らしくハンサムなケイレブに一瞬で心を奪われた。そし てセレニティを見つめる彼の目にも、隠しきれない情熱の炎が揺らめいていた。 だがある日、セレニティに届いた一通の脅迫状が二人の関係を一変させる。ケ イレブは人が変わったような眼差しで彼女を見やると、冷たく突き放したのだ。
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- 頁数
- 496頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2018年05月15日
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- 著者
- ジェイン・A・クレンツ
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- 訳者
- 瀬野莉子
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- 定価
- 1,019円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2018年05月02日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91754-6
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- 書籍番号
- MRB-754
読者レビュー
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モニター
面白かったです! 私にとって初めてのハーレクイン小説。主人公たちは最初から惹かれあっているので、その辺りにドキドキ感は少ないけれど、サスペンス要素もあって一気に読めました。登場人物たちが皆個性的で、でもどこかしら共感できて、街の人と人の繋がりを羨ましく感じました。何度となくでてくる「わたしたちのなかには誰かの一部が積み重なってる」という言葉はとても印象的でした。
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Ruu
ヒロインのセレニティの芯の強さと優しさと信じぬくという姿勢に、心を動かされるヒーローのケイレブ。ある日セレニティに脅迫状が届きます。ケイレブのトラウマから来るセレニティへの嫌悪感。そんな時に起きた友人の死を巡っての推理……。時間が経つのを忘れてのめり込み読んでしまいました。そしてラストは、赤ちゃんに恵まれて幸せな二人の姿に心が温かくなります。これがジェイン.A.クレンツの作品の凄さだと思いました。
カリフォルニア州で歴史学と図書館学を修了し、司書として働いたあと1979年より作品を発表。7つの作家名をもち、現在はアマンダ・クイック、ジェイン・キャッスル、ジェイン・A・クレンツの3つの名義をジャンルによって使い分ける。バラエティに富む著作は150冊を超え、全米有力各紙のベストセラーリストをつねに賑わせている。米ロマンス作家協会特別功労賞をはじめ受賞歴多数。