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黄昏どきの眠り姫
UKベストセラー作家が贈る、切ないほどに刺激的なファースト・ラブ! さえない服や眼鏡に隠された、きみのすべてを見たいんだ──
マット・ウォーカーの我慢は限界に達しようとしていた。この20年、彼は幼なじみであるフランキーを妹のように見守ってきたが、内心は兄らしからぬ感情で爆発寸前。というのも、恋愛恐怖症のフランキーは女性として見られることを極端に恐れ、少しでも彼が男の顔を出せば、野良猫のように逃げていってしまうからだ。しかし、さえない服と眼鏡の奥には、官能的な曲線と可憐なまなざしが隠れていることをマットは知っていた。進まない関係にしびれを切らした彼は、仕事という名目でフランキーをリゾートへ同行させることに……。
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- 頁数
- 392頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2018年01月15日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 仁嶋いずる
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- 定価
- 927円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2018年01月05日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91743-0
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- 書籍番号
- MRB-743
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- ミニ
シリーズ - マンハッタン
- ミニ
読者レビュー
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ハル
辛い過去から恋愛になかなか踏み込めないフランキーと、思いを寄せながらもじっと待つマットの関係が少しずつ進んでいく部分にひきこまれました。主人公の2人以外の登場人物たちもそれぞれ辛い過去から立ち直り、前を向いて生きていこうとしていて、とても爽やかな読後感でした。前作と併せて読みとより一層楽しめると思います。
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モニター
恋愛に臆病になり、暗澹とした気持ちで過ごしていたフランキーがゆっくりと眠りから覚めるように幸せをつかんでいく様子はまさに邦題とぴったりだと思いました。ヒロインも幼馴染たちも恋のお相手となるマットもとても素敵なのです。さらに気心の知れた幼馴染だからこその言葉の応酬もくすりと笑えます。眠り姫が目覚めた後は…となるともうお察しだと思います。前向きになっていくヒロインを温かく見守りたくなる作品です。
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ミオ
このシリーズ好きです、前作も良かったですが、今回は泣かされました。人と人とのつながりや暖かさに溢れた世界・・・素敵です。これぞヒーロー的な彼と心に傷を持つヒロイン、そして大好きなハッピーエンド、まさにHQの醍醐味です。テンポの良い会話と文章も大好き!!! 次回作が楽しみです。
イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。ハーレクインのシリーズ・ロマンスでは大人気ベテラン作家。すてきなビジネスマンと結婚し、2人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。