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マッケンジーの山
伝説の〈マッケンジー家シリーズ〉第1話 新装保存版で登場!
田舎町の高校に赴任した教師メアリーは、トップの成績にもかかわらず学校に来なくなった生徒、ジョー・マッケンジーを家庭訪問した。男手一つでジョーを育てる父親のウルフはいかにも頑固そうな男で、ネイティブ・アメリカンの混血である自分たちは町民とは距離を置くべきだと言い張る。優秀なジョーがひそかにパイロットに憧れていることを知り、メアリーは空軍士官学校入学のための個別授業を申し出た。だがウルフはそれすらも即座に拒絶した――この家には近づかないほうがいい、僕はレイプの罪で刑務所にいた男だから、と。【新装版】
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- 頁数
- 296頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2009年08月15日
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- 著者
- リンダ・ハワード
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- 訳者
- 高木晶子
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- 定価
- 817円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-91374-6
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- 書籍番号
- MRB-374 (初版LS-37)
読者レビュー
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今まで日本の作家しか読まなかった私が、海外の作品を読むようになったのはリンダのおかげです。リンダの情熱的恋愛物も好きですが、マッケンジー家のように家族愛のシリーズは、日本にはこんなに深い絆ない・・・と羨ましく思います。
アラバマ州の小さな田舎町で生まれ育ち、現在もそこで夫ギャリーと暮らす。ロマンスの女王と呼ばれ、ニューヨークタイムズやUSAトゥディのベストセラーリストの常連。アメリカのロマンス小説部門でさまざまな賞を獲得し、日本でも女性読者の熱狂的な支持を受けている人気作家である。6人兄弟の2番目として生まれ、幼いときから読書を好んだ。初めて創作を手がけたのは9歳のとき。それ以来、自分の楽しみのために物語を書き続けていた。地元の短大に進学したが中退。その後はトラック運送会社に勤め、17年間にわたって経理関係の仕事に携わる。24歳のときに結婚し、同時に、夫の先妻の子である3人の母となった。1980年、思い切って原稿を出版社に送ったことをきっかけに、ついにプロの作家としてデビュー。30歳のときであった。その非凡な才能が世に認められ、1986年からは作家業に専念している。1998年には『マッケンジーの山』で、ハーレクイン社の読者コンテストでベスト作品賞、ベストヒロイン賞、ベストヒーロー賞の三冠を獲得している。その他、『炎のコスタリカ』などの作品がある。