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幼い息子と慎ましく暮らすメリンダは、職に困っていたところ料理人を探している屋敷があると聞きつけ、さっそく応募することに。だが屋敷の主人ダニエル・マッケンジーは、容姿端麗ながら極度の女嫌いで気むずかし屋。なんとか採用してはくれたものの、メリンダへの態度は冷たく、傲慢そのものだ。それでも彼女の持ち前の明るさが、荒れ放題だった屋敷と心閉ざしたダニエルをじょじょに変えていき ……? キャンディス・キャンプ作『愛という名の贈り物』ほか、ペニー・ジョーダンが描く公爵との恋『恋に落ちた天使』など、豪華3作収録のアンソロジー!
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- 頁数
- 400頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年11月15日
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- 定価
- 876円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2017年11月01日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91737-9
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- 書籍番号
- MRB-737
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モニター
三話とも、聖夜にふさわしいハッピーエンドのお話でとても満足した一冊です。ヒーロー、ヒロインともに、お互いへの想いが甘く、切なく、時には苦々しく素直な気持ちで表現されていて、好感が持てました。特に『恋に落ちた天使』のヒーロー、クリスティアンは、男らしく情熱的で、一途さ、財力もあり、本当に素敵です。大人の恋のお話で、ベッドシーンもありますが、いやらしさを感じず、一気に読めました。
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モニター
3作とも良かったですが、1番気に入ったのは最初の作品の『愛という名の贈り物』です。ヒロインの作る料理がいずれも美味しそう!! そして古き良きアメリカのクリスマス準備もたっぷり堪能出来ます。内容も過去の経験からなかなか一歩踏み出せない2人の関係がクリスマスの準備と絡めて徐々に近付いて行くので、そんな描写にキュンキュンしました。
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みか
3作に共通するのは黒髪イケメンのヒーロー、芯の強い自立した美しいヒロイン。1作目の舞台、パンハンドルの凍った朝の景色とヒロインの作るよだれが出そうな食事は、ぜひゆっくり想像しながら読んでほしい。2作目のヒロインの思い込みの激しさとヒーローの包容力を身もだえしながら(笑)味わってほしい。3作目のバツイチ同士の、成熟した、しかし純な「愛」と、ラストの新しい家族の幸福感も余すところなくぜひ!
新聞記者の一家に育ち、10歳のころから小説を書き始める。19世紀の英国を舞台にした、ちゃめっけあふれる作品で知られるが、実はアメリカ出身で、生粋のテキサス人である。
数々の名義を持ち、世界的に人気を博した小説家。180作以上の作品を世に送り出した。2011年、惜しまれながらその生涯を終える。
情熱的なロマンスとスリリングなサスペンスの名手として名高い、世界的ベストセラー作家。歴史物やパラノーマル作品にも積極的に取り組み、100冊以上に及ぶ著作はおよそ20カ国語に翻訳されている。