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鉄道王の一人娘エレンは物憂い日々を送っていた。自分でも不器量だとわかっているのに、父親の財産目当てに求婚してくる男は後をたたず、辟易する毎日。そんなおり、父とともに避暑地を訪れたエレンは、長身痩躯でハンサムな牧場主ジョンに出会う。災難に見舞われて困っているところを彼に助けられ、エレンはジョンにほのかな想いを抱くように。この人は他の男性とは違うわ──だがそう思ったのも束の間、父親の鉄道事業の支援が欲しいからとジョンに便宜結婚を申し込まれ……。D・パーマー『運命を紡ぐ花嫁』他収録、豪華短編集。
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- 頁数
- 496頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年08月15日
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- 定価
- 916円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2017年08月03日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91728-7
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- 書籍番号
- MRB-728
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モニター
三つのロマンスが楽しめるこの一冊。特にダイアナ・パーマーの作品が、短編ながらも読んだ!という感じになり、大満足です。ヒロインの人生に対する前向きなところ、ヒーローへの愛情…彼女の幸せを願わずにはいられませんでした。ロマンス小説なんだけど、ヒロインの伝記を読んだ、そんな感じの一作でした。
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モニター
「運命を紡ぐ花嫁」は困難な状況に負けず、運命を自分の力で切り開いていくヒロインのエレンが素敵です。次々に問題を解決していく姿に思わず拍手したくなりました。夫のジョンも男らしく誠実で二人はお似合いの夫婦です。過去の悲惨な話も出てきますが、読後には爽やかな気分になれる作品です。
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kotori
短編集と思えないくらい読みごたえがある作品でした。『運命を紡ぐ花嫁』は、お嬢様育ちのヒロインが、今までとはまるっきり違う環境で、いきいきと生活していく姿が素敵でした。ヒーローとヒロインのやりとりは、何度も読み返してしまいました。不器量なヒロインを、ヒーローが「美しい」と言ったところでは胸がキュンとしました。アメリカの開拓時代を映画でも見てるように、読めました。『パラダイスの一夜』も読みやすくて、三つの短編を一冊で楽しめてお得な一冊です。
ロマンス小説の世界で、絶大な人気を誇る作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。米ジョージア州在住で、大の親日家。
コミカルかつロマンティックな作風で人気を集める全米ベストセラー作家。ロマンス小説界の最高峰RITA賞を受賞し、数々のベストセラーリストにも登場する。オハイオ州在住。
情熱的なロマンスとスリリングなサスペンスの名手として名高い、世界的ベストセラー作家。歴史物やパラノーマル作品にも積極的に取り組み、100冊以上に及ぶ著作はおよそ20カ国語に翻訳されている。