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里親のもとを転々としながら、孤独で壮絶な少女時代を過ごしたイライザ。心の傷はまだ癒えていないが、信頼できる仲間もでき、今は警備会社で唯一の女性スタッフとして働いている。目下の悩みの種と言えばある事件を通し知り合ったウェイド。尊大な彼とは顔を合わせれば喧嘩ばかり。それなのに突然、ウェイドからパーティの招待を受けたうえにすてきなドレスまで贈られ、思いがけない出来事にイライザは胸をときめかせる。だがその背後には危険が忍び寄っていた──10年前の忌まわしい悪夢が、今また彼女を地獄へ連れ戻すため。
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- 頁数
- 448頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2017年06月15日
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- 著者
- マヤ・バンクス
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- 訳者
- 中谷ハルナ
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- 定価
- 988円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2017年06月07日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91719-5
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- 書籍番号
- MRB-719
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- ミニ
シリーズ - Slow Burn
- ミニ
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モニター
始めからスピード感があり、ドキドキしながら読み進めました。どの様な方法で決着させるのか想像を巡らし、ワクワクと一気に読み終わり、なんと強い女性かと憧れました。読み応えのある、面白い小説に大満足です。
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モニター
まるで孤高の女戦士と孤独の騎士・・愛を認めるのが怖くて反発を繰り返す二つの魂。しかし深く愛すればこその直観と信頼が、息詰まる細やかな心理描写で明らかになっていきます。読みながら、ハラハラし、安堵し、涙しました。
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まっち帽子
初めてのハーレクイン。今まで恋愛小説やハーレクインは敷居が高くて足踏みしていたのですがミステリー要素もありスルスル読むことができました。ヒロインのイライザにドキドキしっぱなしで読み応えもあり、マヤ・バンクスの他のシリーズも読んでみようと思います。
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モニター
始めは人一倍正義感の強い戦うヒロインと実力を伴う傲慢なヒーローが反発しつつも進める恋愛ものかと思いきや、ヒロインの過去からの悪夢のような出来事が二人の関係と思いを一気に縮めます。お互いの存在と初めて自覚した愛を守るために戦う二人に何が何でも幸せになってと願わずにいられない!!!
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モニター
読み応えのある本で読み終わった後に充実感を持った。イライザが苦しみながらトーマスへの復讐計画を実行しようとする過程が面白かった。トーマスの出現が待ち遠しかった。DSSのメンバーは個性的な人物ばかりなのに、でしゃばり過ぎないよう表現されているので読みやすかった。読み終わる頃にはいい印象を持っていなかったウェイドのファンになっている自分がいた。
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映画館
(6/15)このシリーズ面白いです。他の関連作を読んだらもっとこの本の深みが出てくると思います。他のヒロインと違いイライザは超能力とかありません。でも、苦しみの深さは同じで。愛する人に守り守られるということでイライザ、ウェイドとも深い愛を築きあげているのがわかります。セリフもうっとり。私も言われてみたい~(^^)
幼いころからロマンスを愛読し、作家になることを夢見ていた。10代になると毎日ノートを持ち歩き、想像のふくらむまま過激な愛と情熱の物語を書き続けるようになる。現在の話は、そのときのものほど過激ではないが、ロマンティックという点では引けを取らない。今やNYタイムズのベストセラーリストで1位を獲得する、押しも押されぬ人気作家。