待ってました、バックホーンブラザーズの子供達! 親にならって他人を思いやる心、熱い恋愛模様、家族愛、そのまま受け継いでいます。お互いの家族が仲良しのため、良い事も隠したい事もバレバレで大変です。今回はおせっかいアンバーがいい味出してます。私もこの町の住人になりたいです。もちろん4兄弟も出てきます。その後が分かり意外な人もいました。その他の子供達のお話も楽しみにしています。

二つの素敵な恋の物語ですが、一つの町での出来事なので、共通して登場してくる人たちも愛さずにいられません。男性たちはそろって魅力たっぷりで、女性たちはしっかり自立していて強く、しかも女らしい・・・。ユーモラスな会話や表現にもほっとします。面白くてどんどん読み進めたいのに、読み終わりたくない・・・そんな感じでした。

バックホーンブラザーズ・シリーズは大好きで全部読んだほどで、その新作が読めて楽しかったです。あの4兄弟の子供たちが主役ですが4兄弟もチラチラと出てくるので懐かしかったです。このシリーズはまだまだ続くようなので次作も楽しみにしています!

『あの頃の君のまま』この作品の登場人物は身近な感じがしました。ヒロインのゾーイは、身勝手で傲慢な人達に傷つけられながらも、誠意を持って周囲に接します。ちょっぴりお節介で優しい恋人ギャレット、その姉と親族達も登場します。何より理解力あるギャレットと共に、より良い人生を築いていこうとする物語です。また、身近に起こりえる困難の対処法を教えてくれた一冊でもあります。

ローリー・フォスターの物語のヒーローはとにかく夢のようにいい男。それだけでも読む価値があると思いました。2話も読めて、読後のハッピーの満足感も二倍でお得な感じでした。

二つの作品とも、我慢強くて思いやり深く人にも動物にも優しい、こんな男性に愛されてみたいと思わせる内容でした。自立心が強くかたくななヒロインに寄り添うように、そしていざというときには頼りになる…理想的です。前のシリーズはヒーロー、ヒロインの父親達でしたが、バックホーンにはヒーローが集まる何かがあるのかと思わせる世界観でした。今回の脇キャラの話も読んでみたい!と楽しみになりました。

1話目は不思議な魅力のゾーイがヒロイン。少し個性的ですが、初恋のギャレットと故郷で再会して…。なかなか心の読めないヒーローとヒロイン。一歩踏み出す二人の息があっていてほっとしました。2話目は都会で成功しているヒロインが故郷で翼を休めているところから始まります。そこで一夜を過ごしたヒーローと再会。ヒロインの違う一面を知り新たな魅力を感じるヒーローにライザも…。こちらも故郷に帰ったライザと新たにそこでビジネスを始めたいグレイが再会し惹かれあいます。どちらもキーワードが故郷のよう。優しさと強さの詰まった愛の物語。あっという間に読んでしまいました。有名なシリーズの子供たち世代のようです。バックホーンブラザーズ・シリーズ、読んでみたいです!

「セクシー・ヒーローNo.1」という帯にワクワク、期待が膨らみます。個人的には1話目の『あの頃の君のまま』がよかったです。セクシーなヒーローはローリー・フォスターの代名詞! あんなセクシーな消防士に私も助けてもらいたい〜とにやにやしながら読みました。ヒロインもとってもキュート。嫌な思い出が残る町に戻ってきたのに、自己憐憫に浸りうじうじする訳でもなく、しっかりと生きていこうとする姿は素敵です。主人公二人の掛け合いも楽しく、一気読み間違いなし! 今回、キューピッド的な役割のアマンダも、いつか王子様に巡り合うのかな? 関連作が楽しみです!

(9/15刊)バックホーンブラザーズ・シリーズは全て読んでいますが、その子供たちが素敵な大人になり、お互いに助け合い、励ましあい、故郷を愛している姿に感動です。そして、兄弟の相変わらずの掛け合いも楽しくて、二話とも一気に最後まで読んでしまいました。他の子供たちの作品も読みたいです。