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シャーブルック家には有名な双子の令息がいる。誰もが虜になる美貌の持ち主で、双子の兄ジェイムズはそんな彼の容姿も冗談の種にする年下の幼なじみコリーをかわいがっていた。ところがそのコリーがいつのまにか18歳になり、社交界デビューするという。やせっぽちで、今でも少年のような服装のコリーを前にしてジェイムズはつい噴き出し、怒りを買ってしまった。だがロンドンの舞踏会でコリーを見つけたとたん、ジェイムズは唖然とした。輝くような笑みを浮かべ、無防備に肌をさらした美しいレディがまさかあのコリーなのか?
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- 頁数
- 520頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年09月15日
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- 著者
- キャサリン・コールター
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- 訳者
- 富永佐知子
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- 定価
- 988円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2016年09月02日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91684-6
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- 書籍番号
- MRB-684
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- ミニ
シリーズ - シャーブルック
- ミニ
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ぐーちゃん
あらゆる意味で面白いです。甘いだけの話でないものを読みたい方にお勧め。ロマンスなんだけど、サスペンスあり、コメディあり、とにかく盛り沢山。ロマンスを読みながら笑ってしまうとは。一番の魅力はヒロインの言動。ヒーローの為に大冒険をしてしまう彼女の一途な思いが、健気で可愛いらしくて。登場人物全員が超個性的なのも魅力。ヒーローの双子の弟の話が待ち遠しいです。親の世代のシリーズも、是非読まなくては!
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モニター
キャサリン・コールターさんの作品はコミカルで微笑ましい家族が出てきて読んでいてとても楽しいです。今回もシリーズ前作のカップルの夫婦とその双子の息子達の家族内のやりとりがとても面白く、また深い家族愛を感じさせます。主役は双子の息子の一人であるジェイムズと年下の幼馴染のコリーですが、二人のまわりの家族や使用人たちも細かく描かれていてそちらも楽しめる内容です。主人公のコリーもこの時代にしてはとても強くかつ純粋な女性で読んでいて応援したくなります。シリーズの次の作品が待ち遠しいですね。
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モニター
ジェイムズがヒーローなのになぜか可愛い。コリーの変身ぶりに驚く様子など面白いです。コリーもまた純粋で可愛いです。周りに振り回されても負けない健気なヒロインです。かなり読み応えがありました。一読の価値ありです。
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モニター
大好きな『シャーブルックの花嫁』のその後です♪ 前回は流産してしまったダグラスとアレックスに、何と双子の男の子が誕生していました! それもアレックスのお姉さんのメリサンドにそっくりと言う不思議な設定(笑)。…と言う訳で、超男前な長男のジェイムズと弟のジェイソン。長男のジェイムスに3歳の頃からご執心(!)の幼なじみのコリー。まだ健在でビックリの性悪ダグラス母。お馴染みのヴァージン・ブライドも出て来ます。未だにヴァージン・ブライドの存在を否定しているダグラスが楽しい(笑)。そしてダグラスを狙う者が現れます。今回もロマンスと共に事件の謎解きも楽しめる作品です。全体的に明るく、楽しく読めました。
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モニター
久しぶりのシャーブルック家のお話です。美貌のヒーローと美しく成長したおてんばの幼馴染のヒロインがロンドンの舞踏会でおこす恋物語かと思いきや、他の登場人物の恋物語も絡み、スリルあり、冒険あり。サスペンスドラマのようです。そしてヒロインは舞踏会のドレスとヒールで大暴れする大活躍。一気に読み終えてしまいました。
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モニター
シャーブルックシリーズの前作を知らなくても、楽しむことができる作品でした。(知っていた方がより面白いだろうとは思いますが) 少年のようだったヒロインのコニーが美しいレディとなった姿をみた時のヒーローの描写に、してやったりと自然とニヤリッとなりましたね。
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モニター
冷静沈着なヒーローとお転婆ヒロイン。どんな風に話が進んでいくのかなって思っていたら、最初からハラハラ・ドキドキが止まらない面白い作品でした。ヒーローやヒロインだけでなくその家族も魅力的で、特にヒーローの双子の弟は、今回ちょっと不幸というか不運だったので、次回作こそはハッピーエンドにして欲しいですね。
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emikoo
お転婆ヒロインと保護者ぶってる年上ヒーローの好きな方に絶対お勧めです。とても面白かったです。勇敢で一途なヒロインが可愛くて、ヒーローのうろたえぶりにクスクス笑いながら一気に読みました。シリーズの続編なのですが、前作を読んでなくても楽しめました。ヒーローの双子の弟が真実の愛に出会えるお話も読みたいです。キャサリン・コールターのファンになりました。
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モニター
次世代のシャーブルック。新刊予告を見て非常に楽しみに待っていました。相変わらずのダグラスとアレックスもたっぷり登場していますし、お約束のヴァージンブライドも。懐かしいです。ユーモアたっぷりでテンポも良いですが、良すぎてロマンスに浸れる感じはちょっと少ないかな。元気で負けてないヒロインのコリーと超美形で長男気質のジェイムスは本当にお似合い。キャサリン・コールターらしいヒストリカルです。
テキサスの牧場で育つ。テキサス大学で学んだのち、ボストン・カレッジで歴史学の修士号を取得。卒業後はウォール・ストリートで企業幹部のためのスピーチ原稿を起こす仕事に就いた。1978年に処女作を発表。以後、歴史物ロマンスを中心に多くの作品を著し、ベストセラー作家としての地位を築いた。近年では現代物サスペンス・スリラーが人気を博している。カリフォルニア州在住。