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被害者はみな黒髪に白肌の美しい女。冷たくなった唇には真っ赤な口紅がほどこされ──麗しき白雪姫を連想させる死体を次々と残し、世間を震撼させた通称“白雪姫殺人事件”。未解決のまま20年の歳月が流れたが、いまふたたび同じ手口と思われる他殺体が発見された。しかもご丁寧にもその体内には“白雪姫殺人事件”の当時の新聞記事の切り抜きが。これは残忍な模倣犯のしわざなのか、それとも……? 恋人のFBI捜査官ジョンとの結婚を控える女刑事テイラーはさっそく捜査に乗り出す。だが魔の手はテイラーの背後にも迫っていた。
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- 頁数
- 464頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年08月15日
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- 著者
- J・T・エリソン
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- 訳者
- 矢沢聖子
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- 定価
- 978円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送
予定日 - 2016年08月03日(予定)
- 発送
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- ISBN
- 978-4-596-91681-5
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- 書籍番号
- MRB-681
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- ミニ
シリーズ - テイラー・ジャクソン
- ミニ
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もにたー
シリーズ2作目も面白かった。殺人事件を捜査しながら、家族の問題があり、ジョンの昔の恋人が登場(これがヤな女)など一気に読みました。途中からは、これからどうなるの?とハラハラしながらページをめくりました。次作につながるような終わり方なので3作目が楽しみです。
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cho
結婚式を目前にしたテイラーは事件に巻き込まれ、連続殺人事件の捜査に乗り出します。前作同様、序盤から緩やかにジェットコースターは上っていき、後半を過ぎたころにはエンディングに向かって真っ逆さま! ジョンの元カノが出てきたり、テイラーの行方不明のお父さんのこととも謎で、とにかく無事にテイラーの結婚式が終わりますように!と願わずにいられないくらい引き込まれた、ノンストップの作品。秀作です。まだまだテイラーの闘いは終わりません。続編が待ちきれません!!
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モニター
原題は『14』。この数字の意味が、最後まで読み終えたとき、理解できます。J・T・エリソンは、キャサリン・コールターとの共作で知っていたのですが『連鎖』は買い逃していました。そんな私でも十分楽しめるこの作品。ロマンス度はやや低めですが、これはサスペンスに重きを置いての事。『連鎖』を読まれて本作を読むと、より世界に浸れます。今後の2人の関係は? 次の事件は? 次回作が気になります。
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ぴーちゃん
起こり続ける殺人事件に立ち向かう芯の強さと優しい心を持つヒロインと、そんな彼女を丸ごと包み込むヒーロー。二転三転していく事件を通して、二人の絆も強くなっていくようで、ページをめくる手が止まりませんでした。この二人の今後がどうなっていくのか、早くも続きが読みたくてジリジリしております。
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モニター
ハーレクインのロマンティック・サスペンスを初めて読みました。サスペンスはもともと好きなので最初から引き込まれてどんどん読み進めました。残虐な事件を追いつつ、結婚式まであとわずかという日々で「いったいどうなるのか」、「誰が犯人なのか」いろいろ想像し、楽しめる作品でした。ドラマ化されても面白いのでは?とも思ったり。前作も読みたいです!!
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takkatakka
シリーズ物の海外刑事ドラマを観ているようでした。一話完結ではあるけれども、別の事件は次に続くみたいだし、前作を読んでみないと・・・という気になり、まずは前作を読みたくなりました。
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SOPHIA
殺人課刑事テイラーと恋人のFBI捜査官ジョンが難事件に挑むシリーズ第2弾。タフでありながら、チームメイト、友人にとても思いやりがあり、残虐な犯行の繰り返す犯人を捕らえるべく、奮闘するテイラー。そんな彼女を支え、常に温かく見守るジョン。二人の素敵なロマンスとサスペンスを最後まで楽しむことができました。
NYタイムズ紙ベストセラー作家。大学では政治学や経済学を学んだ。ホワイトハウスや商務省で働いたのち、作家になる夢を実現するべく警察やFBIでのリサーチを重ねた才気溢れる実力派。国際スリラー作家協会の最優秀賞受賞や、RITA賞ノミネート経験あり。