場末のバーで肌もあらわなレースの衣装をまとい、音楽にあわせて妖艶に踊るダンサー――それが週末のジョージアの姿だった。ふたりの幼い子供と病気の母親を養うため、実入りのいい仕事をしなくてはいけないからだ。ある晩、見知らぬ男性客から送られる視線に、彼女の心はざわめいた。彼の名はジョーダン。情熱的で優しい彼は、彼女の境遇を知ると救いの手を差し伸べようとする。だが、ジョージアは過去のある出来事から、ジョーダンに惹かれながらも心を許せずにいて…!?