友人の結婚式に出席するため、ソフィーは雨のなかを急いでいた。そこへ通りかかった高級車に泥水を跳ね上げられ、ドレスと靴が台無しに。あまりの事に茫然としていると、車の窓から美貌の男性が顔を出し、不遜な態度で謝りもせずお金で解決しようとした。なんて人なの!　彼は偶然にもソフィーの友人の上司ドミニクで、同じ結婚式に参加するという。披露パーティーでもいがみ合いは続いた。それなのに、彼は意外な提案をしてきた。「このホテルに一緒に泊まらないか」