ハーレクイン文庫
結婚の代償
父を亡くして寄る辺のないテスはハート兄弟の屋敷で家政婦をすることになった。次男キャグに惹かれていたが、彼に嫌われていると知り、出ていこうとする。
大牧場主のハート兄弟に雇われていた父親が急逝し、 寄る辺のないテスは兄弟の屋敷で家政婦として働くことになった。 テスは次男のキャグに惹かれながらも彼が怖くてたまらない。 鋭い目で彼女を監視し、ことあるごとに冷たい態度をとるからだ。 ある日、料理上手のテスはキャグの誕生日が近いことを知る。 バースデーケーキを作れば、きっと喜んでもらえるわ! だが当日、彼はケーキを目にするやいなや烈火のごとく怒り、 壁に投げつけて言った。「きみにはなにもしてほしくない」 衝撃を受けたテスは荷物をまとめて出ていこうとするが……。
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- 頁数
- 208頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年05月15日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 津田藤子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年05月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-99313-7
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- 書籍番号
- HQSP-113 (初版L-900)
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- ミニシリーズ
- テキサスの恋
読者レビュー
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レモン
キャグとテスの会話はユーモアがあって微笑ましく、思わずくすっと笑ってしまいました。2人が徐々に惹かれていく過程も読んでいて幸せな気分になり、すごく良かったです。キャグとテスも魅力的だけど、キャグの弟レオポルドとレイナードはこの作品の中でいい味を出していて、大活躍する所も読みどころだと思いました。この作品の中には嫌な人は出てこないのでスッキリと爽快な気分で読み終えることのできる素敵な作品でした。
ロマンス小説の世界で、今もっとも売れている作家。ニューヨークタイムズをはじめ、各紙のベストセラーリストにたびたび登場する。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を送ったことが、現在の精力的な執筆活動につながっているという。米ジョージア州在住。大の親日家である。