ハーレクイン文庫
街角のシンデレラ
恋人に捨てられ、生後まもない赤ん坊を抱えて町をさまよっていたホリー。大富豪リオに車で牽かれかけるが、
なぜかそのまま屋敷に連れ帰られてしまう。
貴公子然としたイタリア人の大富豪リオ・ロンバルディ。 彼との豪奢な結婚生活は純朴なホリーにとって苦しいものだった。 恋人に捨てられて、生後まもない赤ちゃんを乳母車にのせあてもなくさ迷い歩いたあの夜、彼のリムジンに牽かれかけなければ、けして結婚してはいないだろう。 ホリーは知っていた。リオにはホリーと出会う直前に別れた美しい婚約者がいて、あてつけに結婚したということを。 そうでなければこんな田舎娘のみっともないホリーなど相手にするわけがないのだから……。
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- 頁数
- 200頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年04月01日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 萩原ちさと
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年03月18日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-93722-3
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- 書籍番号
- HQB-722 (初版R-1834)
読者レビュー
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きたちゃん
ホリーの純粋で清らかな面を見ると、心が洗われた感じになり、内向的ながらも気骨を表した時は“よく言った!!”と褒めてしまう程、ホリーにのめり込みながら読んでしまいました。リオとの熱すぎる(関係は情熱的で二人の関係にハラハラドキドキで、一気に読める一作だと思います。
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kanon
女性はいくつになってもシンデレラストーリーが大好き! おとぎ話ではなく、現実味もあり、そのうえシンデレラは一児の母?! 子持ちでも初心なホリーと金色の瞳の貴公子リオのお話はお疲れ気味の私に夢を見させてくれました。
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モニター
ホリーがどうなってしまうのか気になって、一気に読みました。大富豪と出会っても、甘えすぎないホリーの姿に好感をもてました。
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北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律学を学んでいた18歳のとき結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。スリランカからの養子を含めた5人の子供を育てている。時間のあるときは大好きな庭仕事に励み、得意のイタリア料理の腕をふるう。