ハーレクイン文庫
燃える砂丘
不思議な求人広告に導かれ砂漠の地を訪れたセーラ。
シークの城に囚われるが、その理由が後継ぎを残すためだけと知って…。不朽のアラビアン・ストーリー。
モデルのセーラは不運な落馬事故によって片足が不自由になり、 仕事を失ったうえ、薄情な婚約者にも捨てられた。 ある日、偶然開いた上流階級向けの雑誌に奇妙な広告を見つける。 “資産家の話し相手(コンパニオン)として外国で暮らせる、若い英国人女性求む” なんでも広告主は砂漠の地ベニ・ザインの首長ということだ。 ちょうど、つらい現状から抜け出したいと思っていたセーラは、 新しい人生への期待を胸に、未知なる異境に降り立った。 だがそこには、謎の男からの思わぬ出迎えの言葉が待っていた。 「君はわれわれ砂漠の男に襲われたくて、ここまで来たのか?」
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- 頁数
- 224頁 / 文庫判
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- 発行日
- 2016年02月15日
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- 訳者
- 石川妙子
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年02月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-99305-2
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- 書籍番号
- HQSP-105 (初版R-14)
読者レビュー
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ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている。